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大阪杯G1昇格がステファノスにとって「ありがたすぎる」? 真意を物語るパートナーの発言と、昨年の鳴尾記念&宝塚記念から垣間見える「地の利」とは……

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 そこから先頭争いに加わるかと見えたが、最後は息切れして失速。残念ながら3着以内を確保できなかったものの、これは明らかに距離が敗因という負け方だった。先程の取材に対して藤野助手も、宝塚記念は「200m長い」と断言している。

 実際、宝塚記念より前に2200m以上のレースを使ったのは、3歳のセントライト記念時のみ(4着)。以来長距離を避けてきているのだから、やはりベストは1800~2000mまでだろう。慣れない2200m、しかもスタミナを要する特殊な馬場だったこと考えれば、着順以上の健闘と言って差し支えない。

 以上の2レース、そして藤野助手の発言を総合すれば、ステファノスにとって大阪杯は、「僥倖すぎる」ベストの舞台&条件が揃っている。前走の金鯱賞では3番人気に推されながら、期待を裏切って6着。しかし、これも2年連続休み明けで敗れた毎日王冠を思い出せば、許容範囲内の敗戦だ。

 昨年末から目標としてきた晴れ舞台。「地の利」を最大限に活かして初タイトルをものにできるか。要注目である。

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