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キタサンブラックが世界最強アロゲートに勝つにはこれしかない!衝撃の「世界記録奪取」大作戦とは

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 3月26日にアラブ首長国連邦で行われたドバイワールドカップ(G1)を勝ったアメリカ最強馬アロゲートは、下馬評通り圧巻の強さだった。スタート後の不利をはねのけて圧勝したその内容を見ても、日本から挑戦したラニ、アウォーディー、ゴールドドリーム、アポロケンタッキーは残念ながら圧倒的な実力差を認めるしかないだろう。

 アロゲートは英タイムフォーム誌のレーティングで歴代8位タイとなる141ポンドの評価を受けたが、ダート馬としては歴代最強の評価という。ちなみにこのレーティングで平地部門歴代最高はフランケルの147ポンド、桜花賞に出走するソウルスターリングの父親でもある。また日本馬の最高評価はエルコンドルパサーの136ポンドだ。

 アロゲートはデビュー以来8戦7勝ながらここまで賞金1708万4600ドルを獲得。これは日本円にして18億9639万600円となり(1ドル111円で計算)、2001年から世界記録を保持してきたテイエムオペラオーの獲得賞金記録18億3518万9000円が遂に更新されてしまった。これは日本の競馬ファンにとって二重のショックだったと言えるだろう。

 ただしテイエムオペラオーが勝利した時のジャパンカップの1着賞金は2億5000万円、有馬記念も1億8000万円と少なかった。今はともに3億円なので、現代の金額で計算すれば獲得賞金は20億円を優に超えており、産まれた時代が悪かったともいえる。アロゲートはここまで8戦しかしていないが、その中でドバイワールドカップで600万ドル(約6億6600万円)、ペガサスワールドカップで700万ドル(約7億7700万円)とこの2レースだけで1300万ドル(約14億4300万円)を稼いでおり、少々ずるい気がしないでもないが……。

 しかし抜かれてしまったものはしょうがない。ここは現役の日本馬に記録更新の夢を託したいところだが、この記録を抜くことができるのは、日本馬ではサブちゃんの愛馬キタサンブラックだけだろう。

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