GJ > 競馬ニュース > 【大阪杯(G1)回顧】  > 2ページ目
NEW

【大阪杯(G1)回顧】武豊キタサンブラックが堂々の横綱相撲で初代王者に輝く! サトノダイヤモンドの待つ”頂上決戦”へ

【この記事のキーワード】, ,

 ラスト600mを切ったところで、キタサンブラックの鞍上武豊騎手が股下から後方を確認すると、その直後に進出を開始。あっという間にロードヴァンドールを飲み込んで2番手に浮上すると、マルターズアポジーのリードも2馬身程度に縮まって最後の直線に突入した。

 武豊騎手の右ムチに応えるようにキタサンブラックが弾ける。手応え十分にマルターズアポジーを交わして先頭に躍り出ると、完全にレースの主導権を握った。

 それをマークしていたステファノスが必死に食い下がるも差が縮まらない。さらに後ろではサトノクラウンやヤマカツエースといったところが馬群から抜け出してきたが、とてもキタサンブラックに並びかけられるような勢いではなかった。

 まったく危なげない、まさに王者の走りだった。完勝劇だ。最後は武豊騎手が右ムチを天に掲げてゴール。その後、スタンドに向かってガッツポーズを見せてファンの大声援に応えた。

「勝てて本当にうれしいです。これだけの馬なので責任を感じていました。うれしい」

 レース後の勝利騎手インタビューで、そう素直に喜びを表現した武豊騎手。その充実した表情には、どこか安堵の色もあったようだ。

「馬はいい状態で、さらに強くなっていると思っていました。勝ててホッとしています。ある程度、展開の読みやすいメンバーだったので想定通りに行きました。勝負所で手応えが良かったので、後ろを待つこともないと判断して意識的にスパートしました。普通の馬なら少し早いですが、この馬なら押し切れると信じていました」

【大阪杯(G1)回顧】武豊キタサンブラックが堂々の横綱相撲で初代王者に輝く! サトノダイヤモンドの待つ”頂上決戦”へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
  2. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  3. 悲願の舞台で「30連敗」戸崎圭太の夢叶うか?ステレンボッシュ、ジャスティンミラノと挑むオークスとダービー…「シルバーコレクター返上」に絶好チャンス
  4. 【日本ダービー】武豊「35回目挑戦」で初のコンビ継続! シンボリクリスエスとも意外な接点…「連対率100%」はシュガークンに追い風か
  5. JRAジャパンC(G1)ヨシオ「冷やかし出走」疑惑に西山茂行オーナー反論! 「何言っているんだ」最強馬決定戦の“珍客”に隠された陣営の思い
  6. エピファネイア「完全復活」はシナリオ通り!? 大駆けテンハッピーローズで重賞7勝目は早くも自己最高タイ。No.1種牡馬返り咲きへ超豪華ラインナップ
  7. 大物外国人騎手の来日でエージェントの「怪しい動き」も活発!? 好調ルーキーの裏でJRAから事情聴取も…関係者が「グレーゾーン」と危惧する行為の舞台裏
  8. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  9. ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。わずか4世代から三冠牝馬リバティアイランドやG1・3勝タイトルホルダー「伝説」の最終世代をピックアップ
  10. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?