
【徹底考察】天皇賞・春(G1) フェイムゲーム「舞台は最高。だが、昨年の2着馬に意外な『弱点』が……」

「考察」
最終的にG1を6勝した”白い怪物”ゴールドシップをクビ差まで追い詰めた、昨年の天皇賞・春(G1)から一年。今や日本競馬で「絶滅寸前」と述べても過言ではない生粋のステイヤー・フェイムゲームにとって「最大のチャンス」となる頂上決戦がやってきた。
昨年の天皇賞・春は7番人気の低評価を覆し、最後の最後で大外から強襲。勝利目前のゴールドシップに冷や汗をかかせた。だが、結果は2着。あと一歩届かなかったが、長丁場での実力を存分に見せつけた結果だった。
その後、ステイヤーの本馬にとって今の日本で適鞍がないと判断した陣営は、オーストラリア最大のレースとなるメルボルンC(G1)を目指して豪州遠征を敢行。だが、残念ながら結果は出なかった。
年が明けて、3連覇が懸かった今年2月のダイヤモンドS(G3)では、58.5㎏という非常に厳しい斤量を背負いながらも2着に力走。勝ち馬となるトゥインクルには4馬身突き放されたが、向こうとは4.5㎏もの斤量差があった。陣営も「能力以上に、(重い)馬場の影響があった」と悲観の色はない。
ただ、昨年の天皇賞・春など一見”切れ者”に見えるフェイムゲームは、実は上がり3ハロンで33秒台を出したことがない。もっと言えば「末脚にある程度の限界がある馬」であるといえる。
しかし、逆にフェイムゲームは切れ味勝負にこそ限界を見せるものの、実にコンスタントに安定した末脚を使っている。従って、ある程度戦績が安定するものの、逆にレースの流れが向かなければ”無抵抗”になる一面も抱えている。
例えば、昨年のアメリカジョッキーC(G2)で3番人気だったフェイムゲーム自身は、いつものように後方14番手から上がり3ハロン「34.5」秒の末脚を繰り出している。だが、レースが全体の上がり3ハロン「34.6」秒の末脚勝負となったため、ほぼ順位を上げることなく12着に大敗している。
そして、この傾向は昨年2015年こそ2着だったが、一昨年の2014年は6着に敗れた、ここ2年の天皇賞・春でも如実に表れている。下記をご確認いただきたい。
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