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ライジングリーズン、溢れんばかりの「中山巧者感」 フェアリーS→アネモネS連勝中で桜花賞好走可能か? 番狂わせは「天候次第」?

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 右回り、左回りの違いがあるとはいえ、東京競馬場で見せ場なく敗退している事実は見逃がし難い。走法や過去のレース内容を分析すればやはりベストの舞台は中山競馬場であり、コース替わりがマイナスに出る可能性は高そうだ。

「希望があるとすれば、週中から降っている雨。ピッチ走法は飛びの大きいストライド走法に比べると渋った馬場もそう苦にはしないはずです。過去の成績からも上がりの掛かるレースに強いことは明確。奥村調教師本人が仰っているように、他の瞬発力タイプが脚を取られる馬場になれば、相対的にこの馬にとって有利な条件と言えなくもありません」(同)

 確かにアルテミスSでは上がり3F34秒台のキレ味勝負についていけず惨敗。小雨がぱらついていたフェアリーSでは時計のかかる馬場を物ともせず大外から上がり最速で追い込んだように、今週の雨はライジングリーズンにとって「めぐみの雨」に違いない。

 デビュー戦から同馬の手綱をにぎってきた丸太恭介騎手は「netkeiba.com」の取材に対し、「今まで良い成績を残してきたコース形態と変わるので、その辺は準備して考えて乗ろうと思っています。直線の長さも違いますし、前半の流れも中山のマイル戦とは違うので、その辺は乗った感触で行こうと思います」と語っている。

 彼のコメントからは、ライジングリーズンの長所も短所も「手の内に入れている」という確かな自信が感じられる。阪神マイルは長距離輸送という意味でも未知の条件だが、若武者とのコンビに期待が持てないわけがない。どんなレースを見せてくれるのか今から楽しみだ。

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