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武豊騎手「本人の強い希望」で福島牝馬Sに参戦決定!約5年ぶりで実現した”有言実行”を支えたのは福永祐一騎手の「ツッコミ」と「後輩力」?

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「武豊騎手が福島牝馬Sに参戦するのは、実に5年ぶりのことです。そして、前回参加した5年前の2012年は、東日本大震災の被害を受けた福島競馬場が約1年5か月ぶりに再開した『福島復興記念競馬』でした。

 当時も、今回と同じように本人の強い希望があっての参戦。この時も約6年ぶりの福島参戦とあって、朝から多くの地元ファンとメディア関係者が詰めかけたそうです。メインの福島牝馬Sは2番人気のアカンサスで3着だっただけに、今回こそは勝ちたいと思っているでしょうね」(競馬記者)

 ただ武豊騎手としても、福島参戦はここにきて急きょ決まったことなので、当初の予定には”歪み”が出てしまった様子。その中の1頭が、同日の京都競馬場で武豊騎手が騎乗予定だったゼンノワスレガタミだ。仕方がないとはいえ、陣営としては改めて騎手を探す必要に追われた。

 そこに名乗りを上げたのが、騎乗馬の確保に定評のある福永騎手。どうやら武豊騎手に替わって、ゼンノワスレガタミに騎乗することが決まったようだ。

 鋭いツッコミだけでなく、いざとなれば先輩騎手の見事な”尻拭い”。まさに「できる後輩」の鏡である?

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