真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.08 11:19

武豊騎手「本人の強い希望」で福島牝馬Sに参戦決定!約5年ぶりで実現した”有言実行”を支えたのは福永祐一騎手の「ツッコミ」と「後輩力」?
編集部

「福島牝馬Sには乗りにくると約束します」
競馬界の顔として知られる武豊騎手が、詰めかけた福島の競馬ファンにそう告げたのが、先月6日のことだった。自身のデビュー30周年を記念する『武豊展~名馬と共に歩んだ30年~』を福島県福島市の中合デパートで開催し、そのトークショーでの一幕である。
あれから約1か月。それをただの”リップサービス”で終わらせないのが、競馬界のレジェンドたる所以なのかもしれない。
武豊騎手は5日に自身のホームページを更新し「福島のファンの皆さんと、先日の武豊展でのトークショーでお約束した福島牝馬ステークスへの参戦が本決まりとなりました」と報告。4月22日に福島競馬場で開催される福島牝馬S(G3)への参戦が正式に決まったようだ。
騎乗するのは関東馬のクインズミラーグロ(牝5歳、美浦・和田正道厩舎)。ここ2走、愛知杯(G3)3着、中山牝馬S(G3)3着と十分にチャンスがありそうな存在だ。ただ、これだけを見ても、今回の決定の裏には「本人の強い希望」があったことがうかがえる。
単純に騎乗馬が関東馬ということもあるが、和田厩舎が武豊騎手を乗せるのは2015年の12月以来。関東の厩舎ということもあって、武豊騎手とはあまり関係が深い厩舎とはいえない。そういった厩舎の有力馬が回ってきた辺り、おそらく騎乗依頼ありきではなく、武豊騎手側の福島行きの希望があって実現した騎乗依頼だろう。
そこにいち早く反応したのが、後輩の福永祐一騎手だ。
武豊騎手曰く『「年をとったら義理堅くなりましたねえ」と福永騎手に言われてしまいましたが、もともと約束は守る男だったつもりです』とのこと。2人の仲の良さを表す微笑ましいシーンだが、ここはどうやら”先輩騎手”が一本取ったようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは