皐月賞(G1)隠れた天才狙い撃ち!? 「競馬女王」桃井はるこが推すのは「女傑」ファンディーナと「盲点」!?
――意外な馬の名前が飛び出しましたね。 では、それらに続くであろう候補はどの馬になるでしょうか?
桃井:まず、ダンビュライト。騎乗するのは武豊騎手。サンデーレーシングの勝負服を武豊騎手が着てというのがなんかイイ(笑)。また今回は、乗り替わりというのもひとつのポイントではないかと。今春のG1では桜花賞1着のレーヌミノル、高松宮記念(G1)を制したセイウンコウセイも乗り替わりでの勝利でしたからね。
ですがここ最近は、11年の皐月賞で8番人気のダノンバラードが3着に入ったくらいで(しかも東京開催)、武騎手と皐月賞との相性はよくないですね。
――武豊騎手の手腕に注目、ということですね。
あとは、アメリカズカップ! きさらぎ賞(G3)ではダントツの人気だったサトノアーサーを下しています。中山競馬場は差しが決まらないことも多くなっていますし、前で競馬ができる馬が強いのではないかと考えているんです。アメリカズカップは中山競馬場を走ったことがないのでそこは未知数ですが、期待を込めて。きさらぎ賞のように前で競馬ができれば強いのではないのかなぁ、と。
ほかにはハーツクライ産駒で騎手が池添謙一さんのアダムバローズでしょうか。母父馬のアンブライドルズソングの産駒には、ドバイワールドカップを圧勝したアロゲートもいます。この馬も強いと思いますし好きなんですけど、ハーツクライ産駒はあまり皐月賞で走っているイメージがなく、晩成が多い印象です。
――たしかに中山競馬場では敗けて、日本ダービーで好走するイメージがあります。
桃井:最後に、私が地方競馬が好きなのでトラスト! 川崎競馬場で衝撃的なデビューを飾ってから、中央に転厩したんですよ。元地方馬の意地を見せてほしいです!!
04年にダイワメジャーが勝利した際は10人気で、その後G1競走を5勝しました。97年のサニーブライアンは11人気で皐月賞を勝利して、2冠馬になっています。今年の皐月賞は本当に荒れ模様ですが、だからこそ混戦を勝ち抜いた中から名馬が生まれるかもしれません! 個人的には、応援しているファンディーナに優勝してもらい、皐月賞”女王”の誕生を見たいですね。
(取材/構成=編集部)
◆桃井はるこ
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