
(馬連であれば)2勝1敗! ネガティブすぎる予想屋・ロビン佐木が天皇賞・春(G1)を後ろ向きに展望
ロビン ゴールドアクターに連続で後塵を拝しているものの、どんな相手、競馬場でも結果出しているし、これまた切る理由を考えるのが難しいところ。ただ、ゴールドアクターに先着するイメージは持てないから、ヒモで買うかどうか止まり。
記者 今日はロビンの迷いが見えるね。明確に「切り」な馬はいる?
ロビン 昨年3着のカレンミロティックは、実績もあるし7歳以上の活躍が目立つこのレースでは不気味な存在には違いないけど、近走の着差などから考えてここで馬券に絡んでくるのかは疑問符。マイネルメダリストとトーセンレーヴも同じ。
記者 年寄りは出番なし、と。
ロビン あと、過去10年での馬券に絡んだ馬を見てみると前走が、京都記念、大阪杯、阪神大賞典、日経賞がほとんど。大阪ハンブルグカップで1頭、ダイヤモンドSでも昨年のフェイムゲーム1頭なので、京都記念、大阪杯、阪神大賞典、日経賞以外を通って参戦する馬は一気に切りだね。フェイムゲームは外国人騎手のテン乗りが良い方向に行くとは思えない。北村宏司騎手なら買ってたけどさ。というわけで、長いところで勝ってきて前走も鮮やかな勝ちっぷりだったトゥインクルも、斤量が増えて相手も強化されるし今回は見送るのが賢明かな?
記者 王道じゃないのは用なしってことか。
ロビン アドマイヤデウスは注意が必要な一頭なのかなとも思いつつ、昨年は順調なローテーションであれだけの大敗したことを考えると、今年の成績から逆転っていうところは想像しづらいね。ファタモルガーナにアルバートも、長距離実績はそこそこだけど、ここで通用するとは思えない。
記者 タンタアレグリアは?センスはあると思うんだけど。
ロビン あんなの、前走勝ったシュヴァルグランが最後流してあれだけの差だからね。まず勝負になるのかが疑問だよ。同じくトーホウジャッカルも、菊花賞のレコードが印象的だし、何より好きな馬なんで応援したいところなんだけど、阪神大賞典の負け方、調教でよくなった感じから残念ながら切る他ないよ。残念だけどね。
記者 そうか、その辺は強気なんだね。じゃあ、そのシュヴァルグランはどうかな。
ロビン 阪神大賞典の勝ち馬ってなんかいいイメージもてないんだよね~。きっとゴールドシップのせいなんだろうな(笑)。阪神大賞典の勝ち方は強かったけど、初めての58キロでどこまで力が出せるか。腕の見せ所だね。
記者 うーん、ここまではっきりした「買い」がないね。男らしくビシってと頼むよ。
ロビン 男らしくかあ。まずはキタサンブラックかな。距離的な不安はどうしてもぬぐえないものの、やっぱり菊花賞勝ち馬というのはデータ的にも信頼できる部分は大きい。前走の大阪杯だって、斤量差を考えれば勝ちに等しい内容だし、きっちり折り合えるこの馬にとって距離のハードルはそこまで高くもないと思う。枠も最高、京都長距離得意の武豊なら買いだよ。
記者 やはり主役はサブちゃんか。では、対抗は?
ロビン まさかって声もありそうだけど、大外枠に入ったレーヴミストラル。日経新春杯の鮮やかな差しきりからは京都でならワンチャンスって感じさせる一頭だよ。ただ、あのキレる足が活かせるような展開になればって感じかな。ギャンブル性の高い馬だけど、展開がハマればわからないと思うよ。あえてここは勝負しようと思う。
記者 了解。では決まったね
・キタサンブラック
・レーヴミストラル
・ゴールドアクター
(余裕があったら)・サウンズオブアース&シュヴァルグラン
という感じになるのかな。けっこう堅めになるけど、今回はその気持ちも分かるよ。
ロビン 混戦だからね。まずは当てることを考えた買い目。馬連・三連複で勝負!
(協力=ロビン佐木)
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?