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注目データを公開!天皇賞・春(G1)を勝つのに調教師に求められる「資格」とは?

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 天皇賞はその名の通り日本の競馬でもっとも格式の高いレース。これまで春秋合わせて152回行われているが、日本ダービーが82回ということを考えてもその位置付けがわかるはずだ。

 それだけ格式が高いレースであることを考えれば、勝つ馬を管理する調教師もそれなりの資格が求められるはず。またこれだけのビッグレースは偶然や運で勝てるような甘いものではなく、やはり勝つための調整、追い切り、ローテーション、騎乗作戦などを知り尽くす百戦錬磨の調教師だけが勝利を掴むことができるのだろう。

 ここでは穴馬などではなく、天皇賞(春)を勝つべく「資格」を持った調教師を、過去20年の優勝馬から探ってみた。過去20年の優勝馬と優勝調教師、そして傾向は以下の通りだ。

2015 ゴールドシップ 須貝尚介
2014 フェノーメノ 戸田博文
2013 フェノーメノ 戸田博文
2012 ビートブラック 中村均
2011 ヒルノダムール 昆貢
2010 ジャガーメイル 堀宣行
2009 マイネルキッツ 国枝栄
2008 アドマイヤジュピタ 友道康夫
2007 メイショウサムソン 高橋成忠
2006 ディープインパクト 池江泰郎
2005 スズカマンボ 橋田満
2004 イングランディーレ 清水美波
2003 ヒシミラクル 佐山優
2002 マンハッタンカフェ 小島太
2001 テイエムオペラオー 岩元市三
2000 テイエムオペラオー 岩元市三
1999 スペシャルウィーク 白井寿昭
1998 メジロブライト 浅見秀一
1997 マヤノトップガン 坂口正大
1996 サクラローレル 境勝太郎

■関西馬優勢

 関西馬14勝、関東馬6勝と圧倒的に関西馬が有利。西高東低は天皇賞に限ったことではなく他のレースでもいえることだが、それでも勝率70%は特筆すべきポイントだ。

■重賞実績

 重賞5勝以上もしくはG1勝利の実績がある。これは全調教師が該当しており重賞実績はやはり重要。また芝の長距離重賞の勝利実績も重要だ。

■その年の勢い

 その年、天皇賞(春)までに重賞勝利がある。やはりその年で重賞を勝っているような勢いのある厩舎は高ポイント。20年中14年で該当している。

■経歴

 調教師としてのキャリアは10年以上が望ましい。最低でも7年以上。過去の傾向からもベテラン調教師が活躍している。

 今年の出走予定厩舎から上記のポイントで絞り込むと以下の3名が浮上する。

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