GJ > 競馬ニュース > オルフェーヴル全妹  > 2ページ目
NEW

オルフェーヴル全妹が「かわいい」だけ!? 待望の「今週デビュー」も陣営の視線はすでに「女オルフェーヴル」といわれる”完璧すぎる妹”へ?

【この記事のキーワード】, ,

 オルフェーヴルの母オリエンタルアートの最後の仔としてデルニエオール(最後の金)と名付けられた2歳牝馬は、馴致が行われているノーザンファームの中でも「ウチのエース候補」といわれている大器。池江調教師も「女オルフェ」と偉大な兄を彷彿とさせる、極めて高い評価を与えているようだ。

 順調にいけば、この夏にもデビューが予定されているようだが、陣営には妹デルニエオールが早い時期から華々しくデビューできる分、遅れている姉オルファンはじっくりいきたいという思惑があるのだろう。

 姉の方は追い切りでの併せ馬でも遅れており、まだ時間が掛かりそうな中でのデビューとなりそうだ。

 リヤンドファミユやアッシュゴールドといった他の兄弟たちも、ステイゴールド産駒であれば安定して活躍しており本馬もいずれは走ってきそうだが、妹のデルニエオールと合わせて「気になる点」があるようだ。

「オルフェーヴルやドリームジャーニーはもちろん、ゴールドシップやフェノーメノといったステイゴールド産駒の大物は、いずれも牡馬です。牝馬でG1を勝ったのは阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったレッドリヴェールと、性別で活躍の度合いが極端に違います。特にデルニエオールは評判の極めて高い1頭ですが『ステイゴールド牝馬に大物なし』のジンクスを破れるのか見ものですね」(同)

 2015年の2月に他界しているステイゴールドにとって、今年の2歳馬は実質的なラストクロップにあたる。『牡馬に大物なし』と言われながらもサトノダイヤモンドを輩出したディープインパクトのように、ステイゴールド産駒もジンクスを破れるか。

 今週デビューするオルファン、全妹のデルニエオールら残されたステイゴールド牝馬の意地に期待が集まっている。

オルフェーヴル全妹が「かわいい」だけ!? 待望の「今週デビュー」も陣営の視線はすでに「女オルフェーヴル」といわれる”完璧すぎる妹”へ?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  8. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  9. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?