真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.20 11:48

オルフェーヴル全妹が「かわいい」だけ!? 待望の「今週デビュー」も陣営の視線はすでに「女オルフェーヴル」といわれる”完璧すぎる妹”へ?
編集部
オルフェーヴルの母オリエンタルアートの最後の仔としてデルニエオール(最後の金)と名付けられた2歳牝馬は、馴致が行われているノーザンファームの中でも「ウチのエース候補」といわれている大器。池江調教師も「女オルフェ」と偉大な兄を彷彿とさせる、極めて高い評価を与えているようだ。
順調にいけば、この夏にもデビューが予定されているようだが、陣営には妹デルニエオールが早い時期から華々しくデビューできる分、遅れている姉オルファンはじっくりいきたいという思惑があるのだろう。
姉の方は追い切りでの併せ馬でも遅れており、まだ時間が掛かりそうな中でのデビューとなりそうだ。
リヤンドファミユやアッシュゴールドといった他の兄弟たちも、ステイゴールド産駒であれば安定して活躍しており本馬もいずれは走ってきそうだが、妹のデルニエオールと合わせて「気になる点」があるようだ。
「オルフェーヴルやドリームジャーニーはもちろん、ゴールドシップやフェノーメノといったステイゴールド産駒の大物は、いずれも牡馬です。牝馬でG1を勝ったのは阪神ジュベナイルフィリーズを勝ったレッドリヴェールと、性別で活躍の度合いが極端に違います。特にデルニエオールは評判の極めて高い1頭ですが『ステイゴールド牝馬に大物なし』のジンクスを破れるのか見ものですね」(同)
2015年の2月に他界しているステイゴールドにとって、今年の2歳馬は実質的なラストクロップにあたる。『牡馬に大物なし』と言われながらもサトノダイヤモンドを輩出したディープインパクトのように、ステイゴールド産駒もジンクスを破れるか。
今週デビューするオルファン、全妹のデルニエオールら残されたステイゴールド牝馬の意地に期待が集まっている。
PICK UP
Ranking
23:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
関連記事
1口125万円に応募が殺到した名牝ビワハイジ最後の仔。姉ブエナビスタを彷彿とさせるその名前に秘められた「原点回帰」の意志
オルフェーヴル「最後の妹」の名前が決定! その名に隠された思いと「最後の爆発」への期待
今年のスプリングS(G2)が実は名馬誕生の年!? 勝ち馬が「皐月賞で馬券圏内」&「G1馬確定」となる”明”と”暗”の法則とは
あの「ダービー馬」全弟の馬主になれる!?新進気鋭の一口クラブ「ワラウカド」が3月1日発足!運営母体は非社台系の……。
オルフェーヴルの全弟リヤンドファミユの種牡馬入りを目指すクラウドファンディングが話題に。総額260万円超が集まるも、プロジェクト成功には兄の活躍が必須条件?