あの「超大物」JRA騎手が調教師試験に挑戦! 競馬界随一の「理論派ジョッキー」がいよいよ第二の人生へ…早くも「成功確実」という声も
14日、東西の各トレセンで今年もJRAの調教師免許試験の第一次試験が行われた。
今春、武豊騎手の同期として長年にわたり関東のトップジョッキーだった蛯名正義氏が、調教師となって厩舎を開業したことが大きな話題となったように、今年も現役の騎手数名が「第二の人生」を求めて受験した模様だ。
現場の記者の話によると、今年は美浦から3名、栗東から5名の現役騎手が試験に挑戦。その中には競馬ファンお馴染みのベテランジョッキーの姿もあったという。全盛期にはG1を複数勝利するなど「まだまだ現役の雄姿を見たい」という周囲の声もあるようだが、近年は成績も明らかに下降。残念ながら、寄る年波には勝てないということなのだろう。
また今年の受験者の中には、知った人間が度肝を抜くような超大物ジョッキーの名もあったようだ。
「驚いたというよりは『ついに来たか』という感じですね。というのも、競馬界を代表する理論派ジョッキーとして知られている方で、以前から『調教師になれば絶対に成功する』と噂されていた人。本人もまんざらではない様子でしたので、いよいよ厩舎開業に向けて動き出したという感じでしょうね。
ただ、仮に合格したからといって、すぐに現役引退→厩舎開業という流れにはならないと思います。決して簡単な試験ではないだけに様子見という意味合いもあるのかもしれませんね。
一応名前は伏せておきますが、メディアでも露出の多い騎手だけに、いずれ何らかの形で公になるかもしれません」(競馬記者)
今春に蛯名正義調教師、昨年にも四位洋文調教師が厩舎をスタートさせるなど、長く競馬を見ているオールドファンにとって、かつての競馬界を彩ったスタージョッキーの厩舎開業には感慨深いものがある。
今回、記者が名前を挙げた大物騎手も、もし現役騎手を引退するなら間違いなく大きなニュースになるはずだ。
いずれにせよ、現役の騎手が引退して調教師になるのは、プロ野球やサッカーの名選手が引退して監督になることに似ている。例え、第二の人生を歩むことになっても、引き続き多くのファンが変わらずに応援し続けてくれるはずだ。
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