GJ > 競馬ニュース > ゴールドアクター横山典弘  > 2ページ目
NEW

天皇賞・春へゴールドアクターが横山典弘と新コンビで挑む!漂う「頭打ち感」打破のためには競馬界きっての「意外性」が必要不可欠?

【この記事のキーワード】, ,

 乗り替わりの激しい日本競馬において、今までコンビを継続してこられたのは「2人」の抜群の相性あってのもの。このまま引退まで夫婦円満に歩むかと思われたが、残念ながら14戦目をともに迎えることはできなかった。2年前の有馬記念で吉田隼人騎手が見せた歓喜のガッツポーズを思うとやりきれないものがある。

 ただ、彼には申し訳ないが、近走の内容には「頭打ち感」が漂っていたのも確か。好スタートから前々で押し切る正攻法のスタイルは、逆にいえば圧倒的な実力差がなければ勝ち切ることはできない王道の競馬だ。陣営が新パートナーとしてJRAきっての策士である横山典弘騎手を選んだ背景には、そういった事情も絡んでいるのかもしれない。

「過去に逃げたことのない馬でいきなりハナを奪ったり、逆に先行馬に最後方待機をさせたりと、横山典弘騎手の意外性の高さは他の追随を許しません。『新味を出す』という目的を考えれば、これほど的確な鞍上は他にないでしょう。彼は馬の気分を大事にする騎手ですから、ゴールドアクターが走りたいように走らせるはずです。

 同馬はもともと、掛かり気味に先行する気性面の激しいタイプ。昨年の天皇賞・春でも好位の外めでイレ込んで流れに乗れなかったのが敗因のひとつでした。これまで吉田隼人騎手はこの馬とハナに行ったことはありませんが、横山騎手なら逃げの手にでても全然不思議ないでしょう。むしろ同馬の気性を考えれば可能性はかなり高そうです。好走できるかどうかは正直やってみないと分からないところはあるものの、もしかするとアッと驚く競馬をしてくれるかもしれませんよ」(同)

 昨年は1番人気のジンクスも影響して結果を出せなかった同馬。今年は2強対決の影で人気も落ちるだろうが、百戦錬磨の新相棒が脳内でありとあらゆるプランを描いているに違いない。少々不気味な存在になりそうだ。

天皇賞・春へゴールドアクターが横山典弘と新コンビで挑む!漂う「頭打ち感」打破のためには競馬界きっての「意外性」が必要不可欠?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  2. 「上村先生やったらしゃあない」最高額1億円馬は熱血調教師の“情熱爆発”で誕生!? ベラジオオペラ陣営の爆笑エピソード【特別インタビュー】
  3. 皐月賞(G1)超新星ベラジオオペラを巡る「絆」のサクセスストーリー。JRA未勝利馬主が大勝負に出た理由、そして運命の出会い【特別インタビュー】
  4. 宝塚記念(G1)ベラジオオペラが武豊×ドウデュース「1強」に待った!「チーム・ベラジオ」が成し遂げた快挙と、陣営ならではのホンネ【特別インタビュー】
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  8. JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 【再掲】超新星ベラジオオペラを巡る「絆」のサクセスストーリー。JRA未勝利馬主が大勝負に出た理由、そして運命の出会い【特別インタビュー】