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天皇賞・春へゴールドアクターが横山典弘と新コンビで挑む!漂う「頭打ち感」打破のためには競馬界きっての「意外性」が必要不可欠?

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 乗り替わりの激しい日本競馬において、今までコンビを継続してこられたのは「2人」の抜群の相性あってのもの。このまま引退まで夫婦円満に歩むかと思われたが、残念ながら14戦目をともに迎えることはできなかった。2年前の有馬記念で吉田隼人騎手が見せた歓喜のガッツポーズを思うとやりきれないものがある。

 ただ、彼には申し訳ないが、近走の内容には「頭打ち感」が漂っていたのも確か。好スタートから前々で押し切る正攻法のスタイルは、逆にいえば圧倒的な実力差がなければ勝ち切ることはできない王道の競馬だ。陣営が新パートナーとしてJRAきっての策士である横山典弘騎手を選んだ背景には、そういった事情も絡んでいるのかもしれない。

「過去に逃げたことのない馬でいきなりハナを奪ったり、逆に先行馬に最後方待機をさせたりと、横山典弘騎手の意外性の高さは他の追随を許しません。『新味を出す』という目的を考えれば、これほど的確な鞍上は他にないでしょう。彼は馬の気分を大事にする騎手ですから、ゴールドアクターが走りたいように走らせるはずです。

 同馬はもともと、掛かり気味に先行する気性面の激しいタイプ。昨年の天皇賞・春でも好位の外めでイレ込んで流れに乗れなかったのが敗因のひとつでした。これまで吉田隼人騎手はこの馬とハナに行ったことはありませんが、横山騎手なら逃げの手にでても全然不思議ないでしょう。むしろ同馬の気性を考えれば可能性はかなり高そうです。好走できるかどうかは正直やってみないと分からないところはあるものの、もしかするとアッと驚く競馬をしてくれるかもしれませんよ」(同)

 昨年は1番人気のジンクスも影響して結果を出せなかった同馬。今年は2強対決の影で人気も落ちるだろうが、百戦錬磨の新相棒が脳内でありとあらゆるプランを描いているに違いない。少々不気味な存在になりそうだ。

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