GJ > 競馬ニュース > 【天皇賞・春(G1)展望】
NEW

【天皇賞・春(G1)展望】キタサンブラックVSサトノダイヤモンド! 武豊25年ぶり「世紀の対決」の幕が上がる!

【天皇賞・春(G1)展望】キタサンブラックVSサトノダイヤモンド! 武豊25年ぶり「世紀の対決」の幕が上がる!の画像1

 ついに、この時がやってきた。そう述べるのが最も相応しいのかもしれない。

 30日に行われる第155回天皇賞・春(G1)は、昨年の年度代表馬キタサンブラックと、最強世代といわれた4歳馬の大将格サトノダイヤモンドとの「世紀の対決」という様相を呈している。

 天皇賞・春における、これほどの確固たる一騎打ちはどれだけぶりだろうか。キタサンブラックと主戦・武豊騎手に連覇が懸かっているという意味では、メジロマックイーンで迎え撃ったトウカイテイオーとの第105回天皇賞・春(1992年)に状況が似ているといえなくもない。

 あの時は単勝1.5倍で1番人気だったトウカイテイオーが、まさかの5着敗退。武豊騎手とメジロマックイーンが圧倒的な走りで連覇を飾ったが、果たして今回は。

【天皇賞・春(G1)展望】キタサンブラックVSサトノダイヤモンド! 武豊25年ぶり「世紀の対決」の幕が上がる!の画像2

 前走の大阪杯(G1)でさらなる進化の跡を示したキタサンブラック(牡5歳、栗東・清水久詞厩舎)は、今まさに全盛期を迎えている。

 昨年は天皇賞・春とジャパンC(G1)を制し、年度代表馬に輝いたキタサンブラック。年明け初戦は昨年敗れた大阪杯からとなったが、不安された2000mを払拭しただけでなく、昨年からさらに進化した姿を見せつけての圧勝劇だった。

 今年も抜群のスタートセンスから、あっさりと好位につける安定感は健在。大阪杯では最後の直線で2番手から抜け出す横綱相撲を見せると、そのまま後続を振り切ってゴール。着差こそ2着ステファノスと3/4馬身差だったが、そこにはどこまでいっても抜かれないような王者のオーラのようなものが感じられた。

 栗東のウッドコースで行われた1週前追い切りでは6ハロンを82.8秒、ラスト11.8秒を馬なりでマーク。併せ馬にしっかりと先着を果たしており、順調さをアピールした。見守った清水調教師も「しゃべることがない」と状態面に太鼓判。万全の態勢で連覇を狙う。

 25年前の対決ではトウカイテイオーがまさかの5着に敗れたが、その”テイオー役”のサトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)からすれば「あの時とは違う」と言いたくもなるか。

【天皇賞・春(G1)展望】キタサンブラックVSサトノダイヤモンド! 武豊25年ぶり「世紀の対決」の幕が上がる!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  9. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  10. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声