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マイルCS(G1)北村友一「不憫な降板劇」から2年…人馬が目指す完全復活

マイルCS(G1)北村友一「不憫な降板劇」から2年…人馬が目指す完全復活の画像1
ダノンザキッド 撮影:Ruriko.I

 20日、阪神競馬場ではマイルCS(G1)が行われる。人気の中心は昨年2着の実績を持つシュネルマイスターとなりそうだが、一方で昨年3着のダノンザキッド(牡4、栗東・安田隆行厩舎)も虎視眈々とマイル王の座を狙っている。

 前走の毎日王冠(G2)ではスタート前にゲートに突進するアクシデントがあったものの、鞍上の戸崎圭太騎手が上手く馬を落ち着かせることで、過度な体力消耗を避けることに成功。馬体検査の上で外枠出走となったものの、2度目のゲートインでは無事に好スタートを決めて3着に好走してみせた。

 レース後に戸崎騎手は「ゲートに突進してしまい申し訳ないです。他の馬にも影響があったと思います」と反省のコメントを残していたが、ダノンザキッドの好走はアクシデントに対する戸崎騎手の“対応”があってこそ。不測の事態への冷静な対処の末に結果を残したとあって、ファンからは称賛の声が多く挙がっていた。

 こうした経緯もあり、ダノンザキッドのマイルCSへの参戦にあたり、戸崎騎手の継続騎乗を期待する声も根強かった。しかし、戸崎騎手の名前はマイルCSが行われる阪神競馬場にはなく、土日ともに東京競馬場で騎乗するようだ。

北村友一騎手とのコンビが復活!

マイルCS(G1)北村友一「不憫な降板劇」から2年…人馬が目指す完全復活の画像2
北村友一騎手

 その戸崎騎手に替わって、ダノンザキッドの手綱を握ることとなったのが北村友一騎手である。北村友騎手は昨年の5月に落馬負傷による影響で長く戦列を離れていたが、今年6月に待望の戦線復帰を果たした。約1年のブランクが響いているのか今年は現時点で13勝に留まっており、重賞においても12度の騎乗で馬券圏内はゼロと結果を残せていない。

 今回は怪我から復帰して以降、初となるG1での騎乗となるだけに、この大舞台に闘志を燃やしているはずだ。加えて、コンビを組む相手がダノンザキッドということで気合も入るだろう。

 というのも北村友騎手はダノンザキッドのデビュー戦で手綱を握っており、その際は後続に3馬身の差をつけて勝利を飾った。期待の新馬で見事に結果を残した北村友騎手であったが、次走の東スポ杯2歳S(G3)で騎乗したのは川田将雅騎手だった。

 だが、ダノンザキッドを所有するダノックスが、川田騎手に対して絶大な信頼を置いていることは周知の事実。クラシック候補を“主戦騎手”に任せたのは仕方の無い面もある。とはいえ、結果を出しながら降板を告げられた北村騎手としては、やるせない気持ちを抱いたはずだ。

 あれから2年の時を経て、G1で再びコンビを組むこととなった北村友騎手とダノンザキッド。果たしてこの大舞台で結果を残し、人馬共に完全復活を印象付けることができるだろうか。

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