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有名解説者のエフフォーリア「牛」発言が話題、有馬記念の復活Vに黄信号!?

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エフフォーリア 撮影:Ruriko.I

 有馬記念(G1)で復活を期すエフフォーリア(牡4歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)に対するある人物の発言が話題を呼んでいる。

 いよいよ今週末に迫った2022年のグランプリは、G1・3勝のタイトルホルダーとエフフォーリアが実績的に一歩リード。この2頭にイクイノックス、ヴェラアズール、ジェラルディーナというこの秋G1初制覇を遂げた3頭が挑戦状を叩きつけるという構図になっている。

 そんな大一番を前に有馬記念に出走する有力各馬の馬体診断を行うスポーツ紙なども増えてきた。中でも注目を浴びたのは、元騎手でテレビ解説でもお馴染みの細江純子さんのフォトパドック診断だ。

有馬記念の復活Vに黄信号!?

 19日に『netkeiba.com』で公開された『【有馬記念予想】細江純子さんが出走予定10頭の馬体を診断!』というプレミアム会員向けの記事では、有力視される10頭がピックアップされ、細江さんが独創的なフレーズを用いて各馬を解説していた。

 詳細はぜひ本記事を確認していただきたいが、たとえばイクイノックスの馬体を見た細江さんは「やっぱり美しい。首筋を触ったら、手が入っていきそうな肌の薄さ」と絶賛。さらに「そして顔もイケメン。生まれながらにしてのスターホースなのだと感じます」と秋の盾を手にした3歳馬を“細江節”で褒めちぎっている。

 一方で、イクイノックスと1番人気を争うことになるであろうタイトルホルダーには「見た目に悪くはない」としつつも、極悪馬場で行われた凱旋門賞(仏G1)帰りの初戦を心配していた。

 そして冒頭でも触れた話題を呼んでいる発言というのがエフフォーリアに対するものである。

 細江さんは、「馬というより、牛チックな印象」と驚きの感想。「写真だからなのか」とフォローを入れていたが、全体的には好意的な解釈と感じられるコメントも続いた。復活の有無は当日のパドックで判断したいところだ。

「普段から独特の表現を用いる細江さんならではのワードのチョイスですね。ネットの掲示板やSNSなどでは『牛』という例えがファンの注目を集めたようですが、それ以外にも専門家らしい鋭い解説で非常に参考になりました」(競馬誌ライター)

 凡走した今春の大阪杯(G1)と宝塚記念(G1)でも、やや太目残りといわれたエフフォーリアだけに、復活の懸かる今回はファンの注目も大きい。1週前追い切りで上々の動きを披露したこともあり、春よりは前進を感じられるデキといえるのではないか。

 1年前は天皇賞・秋→有馬記念と連勝し、現役最強馬に上り詰めたエフフォーリア。1年後の同じ舞台でここまで評価が急落すると、予想できたファンは多くなかったはず。本番までにどれだけ復調してくるだろうか。細江さんが「当日の姿次第」と評したように、パドックで特に注視したい1頭である。

 本記事では、他の有力馬についても参考になる情報を多数見ることができる。ユーモアたっぷりな細江さんの解説は要チェックだ。

中川大河

中川大河

競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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