
JRAエピファネイア「ハーレム」が凄過ぎる! グランアレグリアの初仔も誕生、トップクラスの「女傑独占」に羨望の声続々

未来のクラシック候補登場か。
ノーザンホースパークの公式SNSによると、現役時代にG1・6勝を挙げた名牝グランアレグリアが24日の夜に初仔となる牡馬を出産したことが分かった。G1・2勝馬の父エピファネイアと合わせて8冠ベビーの誕生となる訳だが、順調なら2年後にターフを沸かす存在となるかもしれない。
現役時代のG1勝利は、菊花賞とジャパンCしかないエピファネイアだが、種牡馬となって世に送り出した産駒の活躍は目覚ましく、初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成した。
また、翌年には皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念でG1・3勝を挙げて年度代表馬に選ばれたエフフォーリアを出し、瞬く間にトップクラスの種牡馬の1頭に仲間入り。アリストテレス(2021年AJCC・G2)、イズジョーノキセキ(2022年府中牝馬S・G2)、サークルオブライフ(2021年アルテミスS・G3、阪神ジュベナイルフィリーズ・G1)もエピファネイア産駒だ。
産駒の活躍で種付け料も当初の250万円から500万円→1000万円→1800万円と一気に急騰。ついには社台スタリオンステーションに繋養されている種牡馬の中で最高額にまで上り詰めた。
「サンデーサイレンスの血が遠くなったことで、サンデーサイレンス系牝馬とのクロスも大丈夫となり、幅広い配合が可能な種牡馬」
トップクラスの「女傑独占」に羨望の声続々
これは競走馬のふるさと案内所のホームページで紹介された記事内の一文だが、血統的な背景も花嫁集めに一役買ったようだ。実際にこうして結果を残しているのだから、「ベスト×ベスト」の配合理論を基に配合を考えた場合、良質な牝馬が集まったのも当然の帰結だろう。
実際、グランアレグリア以外の顔触れもG1・9勝のアーモンドアイを筆頭に4勝のラヴズオンリーユー、同4勝のクロノジェネシスという超がつく大物ばかり。いずれも初年度の配合相手にエピファネイアが選ばれている。G1勝利数だけで見た場合、自身は2勝ながらそれ以上のタイトルを手にした名牝なのだから、人間で例えると「格差婚」といったところだろうか。
とはいえ、それは種牡馬として成功したからこそ、「よりどりみどり」のハーレム状態となった訳である。
ネットの掲示板やSNSでは。そんなエピファネイアに対し「ズルい」「羨まし過ぎる」「みんな処女」なんて羨望の声が一部のファンから出ているものの、種付けが仕事というのも決して楽な話ではないだろう。
それでもまったく羨ましくないのかといわれたら、1ミリもそんな風に思わないと否定しきれないことは認めざるをえない。産駒に早熟説も流れているが、なるべく早い段階で覆してもらいたい。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆