
「外貨稼ぎ」には芝中距離戦が最適?ヴィブロスに続きネオリアリズムまで海外G1制覇…日本馬のレベルはすでに「世界トップ」なのか?
しかし一方で、「あのレースぶりで優勝できたということは、もともと相当な実力差があったのではないか」という考えも必然的に頭に浮かんでくる。競馬において道中の折り合いは勝敗を左右する大きな要素であり、日本のG1であれだけ騎手とケンカをして勝ち切る事例はほとんどない。つまり、ネオリアリズムと2着以下の馬にはかなりの力の差があったと考えることも可能なわけだ。
ネオリアリズム自身、G2・2勝やマイルCS3着の実績があるとはいえ、日本国内においては決して超一流馬というほどのレベルではない。もちろん強い馬であることは間違いないものの、気性の悪さから成績も安定しておらず、新馬戦を13着に大敗するなど下積み時代も短くはなかった。
要するに何が言いたいのかというと、日本の一流馬、とくに芝の中~長距離路線は世界レベルで見てもトップクラスにあるのはほぼ間違いないのではないか、ということだ。
「3月のドバイターフでもヴィブロスが優勝して大きな話題となりましたが、ここ数年だけでもモーリス、エイシンヒカリ、サトノクラウンなど数々の日本馬が海外G1を制しており、日本馬のレベルの高さは言うまでもありません。さらにこの中ではモーリスを除けば、国内トップレベルといえる馬がいないこともポイントです。エイシンヒカリやサトノクラウンは国内のG1では馬券にすらほとんど絡んでいませんし、ヴィブロスにしても秋華賞を勝ってはいるものの、年明け初戦の中山記念で5着に敗北。宝塚記念や天皇賞・秋といった中距離の牡馬混合G1を取れるかと聞かれれば、まあはっきりとは断言できないでしょう。
海外遠征の最もオイシイ点は何と言っても賞金面。クイーンエリザベス2世Cは優勝賞金が日本円で約1億2千万、ドバイターフに至っては約4億円ですからね。もちろん海外への渡航費など手間や費用はかかりますが、国内G1制覇との難易度の差を考えると、いっそ海外遠征を狙った方がいい日本馬は一杯いるかもしれません」(競馬記者)
ネオリアリズムの勝利で改めて浮き彫りとなった日本馬のレベル。海外G1への出走が増えれば、今や馬券を発売可能なJRAからすればいい事だらけに違いない。日本馬にはどんどん海外遠征をして外貨を稼いでもらいたいものだ。
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