GJ > 競馬ニュース > レッツゴードンキ復活へ
NEW

ヴィクトリアマイル(G1)レッツゴードンキ復活へ岩田康誠騎手が打った「布石」とは? G1レースを”捨てて”でも主戦騎手が示したかった「意気込み」

ヴィクトリアマイル(G1)レッツゴードンキ復活へ岩田康誠騎手が打った「布石」とは? G1レースを捨ててでも主戦騎手が示したかった「意気込み」の画像1競馬つらつら」より

「次のレースのことも考えて、無理に前へ行かせることなく自然な形で直線まで走らせました。今日の馬場もよくこなしてくれましたが、勝った馬は強かったですね」

 今年3月の高松宮記念(G1)で惜しくも2着だったレッツゴードンキ(牝5歳、栗東・梅田智之厩舎)の主戦・岩田康誠騎手はレース後、悔しさを押し殺しながらも相棒を称えた。一昨年に絶妙の逃げ切りで桜花賞馬となって以来、これが2度目のG1・2着だった。

 岩田騎手の語った「次のレース」とは、当然14日行われるヴィクトリアマイル(G1)のことである。

 マイルの桜花賞で頂点に立った馬だからこそ、もう一度G1を勝つのもマイルで……だからこそ高松宮記念の惜敗は、後の勝利のために”布石”と陣営は位置付けたのかもしれない。

 8日に栗東の坂路で行われたヴィクトリアマイルの1週間前追い切りで、梅田調教師が「6ハロンからマイルに延びる点がカギ」と語っているように、陣営は早くから高松宮記念を使いつつも、ヴィクトリアマイルでどう戦うのかを思案していたようだ。

 それは岩田騎手の「次のレースのことも考えて、無理に前へ行かせることなく自然な形で直線まで走らせました」というコメントにも表れている。つまりは、「折り合い」が最大の課題であるということなのだろう。

 実際に、レッツゴードンキは折り合いに苦しんできた過去がある。

ヴィクトリアマイル(G1)レッツゴードンキ復活へ岩田康誠騎手が打った「布石」とは? G1レースを”捨てて”でも主戦騎手が示したかった「意気込み」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
  2. JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし