GJ > 競馬ニュース > 浜中俊騎手が汚名返上へ
NEW

浜中俊騎手が「斜行男」汚名返上へ決意も「強すぎる気持ち」が心配……ヴィクトリアマイル(G1)の主役ミッキークイーン「課題」は鞍上のメンタル?

浜中俊騎手が「斜行男」汚名返上へ決意も「強すぎる気持ち」が心配......ヴィクトリアマイル(G1)の主役ミッキークイーン「課題」は鞍上のメンタル?の画像1

「やはり」と述べるべきかどうか……。

 14日のヴィクトリアマイル(G1)で2年ぶり3勝目のビッグタイトルを狙うミッキークイーン(牝5歳、栗東・池江泰寿厩舎)を応援するファンの「心配」は、馬の方ではなく、騎手の方に集中しているようだ。

 確かに、混戦模様ながら1番人気が確実視されているミッキークイーンの方に死角は少ない。

 強いて挙げれば、やや勝ち切れない面があり、マイルもベストではないといわれている点か。しかし、前走の阪神牝馬S(G2)では、その両方を払拭する見事な完勝劇だった。昨年の2着馬が、堂々の「主役」を務めるといったところだろう。

 だが、そんな充実の”本命馬”にとって小さくはない死角になってしまっているのが、主戦の浜中俊騎手の存在だ。

 率直に述べて、浜中騎手の実力に大きな問題はない。実際に前走を含めたミッキークイーンの勝利はすべて浜中騎手によってもたらされており、その手腕と勝負強さは競馬界でも指折りの存在だ。だが、今回の”焦点”は浜中騎手が我を失わず、最後まで冷静に相棒を勝利に導けるのかという点に絞られている。

“ケチ”がついたのは昨年の一件だ。

 昨年11月のマイルCS(G1)。ミッキーアイルに騎乗した浜中騎手はゴール前で斜行。しかし、騎手自身が騎乗停止になったものの、馬は降着とならずにG1制覇が認められた。その後、ミッキーアイルは最優秀短距離馬にも選出されるなど、あくまで結果的にだが「やり得」のような形に……浜中騎手のイメージは「ヒール役」として、大きくダウンしてしまった。

 今年になって再起を誓っていた浜中騎手だったが、3月のフィリーズレビュー(G2)で再び斜行。昨年の一件から約4カ月後の出来事だったとはいえ、再び大きなレースでやってしまっただけにファンからの批判が再燃。浜中騎手自身も報道陣に対して「もういいでしょ」と半ば自暴自棄に見えるような態度をとったことで、問題はネット上を中心に大きく炎上した。

浜中俊騎手が「斜行男」汚名返上へ決意も「強すぎる気持ち」が心配……ヴィクトリアマイル(G1)の主役ミッキークイーン「課題」は鞍上のメンタル?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  8. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】