GJ > 競馬ニュース > ディープ&キンカメ時代に終止符?
NEW

ディープ&キンカメ「2強時代」に終止符か!? 社台ファーム吉田氏が明言「海外の優秀牝馬を配合する」第3の大物とは!?

keiba0414.jpg

 国内最強種牡馬はディープインパクトか、キングカメハメハか。G1馬を量産する両馬による「2強時代」が今後もしばらく続くものと思われていたが、意外な種牡馬の台頭が生産界をにぎわせている。その馬とは、スクリーンヒーローだ。

 スクリーンヒーローといえば、2008年のジャパンカップでの快走劇が思い出される。この年のジャパンカップはメイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイといった3世代のダービー馬が揃う華やかなレースであったが、馬群を抜け出て真っ先にゴールを駆け抜けたのは、9番人気の伏兵、スクリーンヒーローだった。

 前走のアルゼンチン共和国杯を勝つまで、まだ条件馬だったスクリーンヒーローのG1初制覇に、「ようやく素質が開花した」と関係者たちは喜んだ。しかしその後、スクリーンヒーローは一度も勝利することなく引退。ジャパンカップ馬でありながら、地味な印象のまま種牡馬入りした。

 そんなスクリーンヒーローの初年度産駒から、現役最強の座を争う大物産駒が立て続けに現れた。2015年の安田記念、マイルチャンピオンシップ、さらには香港マイルを完勝し年度代表馬にも選ばれたモーリス。そしてもう一頭は、昨年の有馬記念で8番人気の低評価を覆して勝利したゴールドアクターだ。

 5月1日は、この2頭が注目を集める1日だった。モーリスは香港の国際G1、チャンピオンズマイルに出走。ゴールドアクターは春の天皇賞に出走。ともに1番人気を背負い、モーリスは完勝、ゴールドアクターは12着と明暗分かれる結果に終わったが、ゴールドアクターは外枠発走だったことを考慮すれば、この敗戦で評価が極端に下がることはないだろう。

 ディープ・キンカメ産駒が毎週のように主役を張る中で、「第3の種牡馬」が存在感を示したことは大きい。この日、2頭のレースを息を呑んで見守ったという北海道の牧場関係者はこう語る。

ディープ&キンカメ「2強時代」に終止符か!? 社台ファーム吉田氏が明言「海外の優秀牝馬を配合する」第3の大物とは!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……