真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.30 09:08

日本ダービーの向正面で「何」があったのか 「動いたルメール」と「動けなかったデムーロ」後手を踏んだ1番人気に”トドメ”を刺した「怨念」?
編集部
1つはアドミラブルが、日本ダービーという大舞台で1番人気だったこと。「イタリアダービーを5回勝つより、1回の日本ダービーを勝つ方がうれしい」と祖国のダービーを持ち出して語ったのはデムーロ騎手本人だ。
加えて、アドミラブルは管理する音無秀孝調教師にとって「キャリア23年で1番」と語る逸材。いくら百戦錬磨のデムーロ騎手でも、それほど馬の一生一度のダービーでリスクが高まる選択は容易ではなかった。
万が一、自分が動いたせいで敗れれば……そんなわずかな躊躇いが、一瞬の判断を鈍らせたのかもしれない。
だが、その「一瞬の判断の遅れ」が2つ目の問題で致命傷となる。
わずかに動き出しが遅れたが、レースはまだ前半。幸いダービーは2400mもある。本来なら、挽回できる余地は十分に残されていた。ただし、挽回には「これ以上のアクシデントがなければ」という条件が付く場合がほとんどだ。何事も一度くらいのロスなら取り返せるが、そこにさらなるロスが重なると挽回するのは何倍も難しくなる。
そういった観点からは、手痛いミスを犯したデムーロ騎手に”トドメ”を刺したのは、自身が捨てた「あの馬」だったのかもしれない。
スローペースを見切ったルメール騎手のレイデオロが外から進出を開始した際、一瞬立ち遅れたアドミラブルよりも素早く後に続いた馬がいた。
それこそが戸崎圭太騎手のペルシアンナイトだったのだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 大物馬主が女性騎手候補に「主戦騎手」の期待、未来の今村聖奈や藤田菜七子が誕生!?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA菊花賞(G1)コントレイル逆転の穴馬候補!? 全出走馬の血統・実績から浮上した3000mがプラスになる馬は?
- 元JRA藤田伸二氏「先生が拗ねちゃってね」「何年干されたか…」名伯楽2人との「仲違い」にファンは興味津々、名手が語った真相とは
関連記事
日本ダービー(G1)観戦レポ! レースはもちろん、グルメ・アミューズメント施設など魅力は満載!! 1日中楽しく過ごせる競馬場へ行こうっ!!!
今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
【日本ダービー(G1)回顧】C.ルメール騎手の3週連続G1制覇でレイデオロが世代の頂点に!GJ「サイン馬券」が大的中!
ダービー「追い風だらけ」ベストアプローチがアドミラブルを逆転!? ソウルターリングに続き「欧州最強血統」が主役!?
ダービー(G1)で松坂桃李ら4人よりも重要な「サイン」!? 「競馬の祭典」だからこその「国歌独唱」で驚愕の三連単2点勝負!?