GJ > 競馬ニュース > イスラボニータ惨敗  > 3ページ目
NEW

イスラボニータ惨敗はルメール騎手が「絶好調過ぎた」から!? 改めて実感させられた競馬の難しさと「包囲網」の恐ろしさ


 例えば、デビューから圧倒的な強さで3連勝を飾り、今年の皐月賞で69年ぶりの制覇が期待された岩田康誠騎手とファンディーナだったが、ダンビュライトに騎乗した武豊騎手の厳しいマークに遭い馬群に沈んだことは記憶に新しい。

 つまり、「人」であろうと「馬」であろうと突出した活躍をすることによって、周囲の”包囲網”は必然的に強化されるということだ。競馬に限らず、これこそが競争社会の摂理といえるのかもしれない。

 あまりにも出過ぎた杭は、周囲のライバルたちによって容赦なく打たれるということなのだろう。

 言葉を選ばなければ、普通の1番人気馬に過ぎなかったイスラボニータにとって、今回は必要以上に不運な結果だったように思える。仮にルメール騎手に前人未到の4週連続G1制覇が懸かっていなければ、もう少しスムーズなレースができていたのかもしれないと考えると、やはり気の毒だ。

 ただ、そういった面も競馬の魅力といえる。我々ファンも乗れている騎手を重視することは大事だが、単純に長いものに巻かれてばかりでは、美味しい馬券は当てられないということなのだろう。

イスラボニータ惨敗はルメール騎手が「絶好調過ぎた」から!? 改めて実感させられた競馬の難しさと「包囲網」の恐ろしさのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛