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D.レーンも称賛したノーステッキ「9馬身差」の圧勝劇! 「怪物候補」の始動戦が決定…「ウマ娘オーナー」の超高額馬と頂上対決が実現!?

D.レーンも称賛したノーステッキ「9馬身差」の圧勝劇! 「怪物候補」の始動戦が決定…「ウマ娘オーナー」の超高額馬と頂上対決が実現!? の画像1

 夏競馬が後半戦に突入したこともあり、この時期休養を取っていた有力馬たちの今後の動向が続々と発表され始めている。

 今年2月の京都記念(G2)以来、休養に入っていた昨年のダービー馬ドウデュースは天皇賞・秋(G1)で復帰し、ジャパンC(G1)に転戦予定であることが、管理する友道康夫調教師から明かされた。宝塚記念(G1)2着のスルーセブンシーズは凱旋門賞(G1)挑戦が正式に決定したこともあり、競馬ファンを大いに賑わせている。

 そんな中、6月の東京・2歳新馬戦(芝1600m)で9馬身差の大楽勝を決めたシュトラウス(牡2歳、美浦・武井亮厩舎)は、10月7日のサウジアラビアロイヤルC(G3)から始動を予定していることが、本馬を所有するキャロットクラブから発表された。

 父は国内外でG1・6勝のモーリス、母ブルーメンブラットもマイルCS(G1)の覇者という良血のシュトラウスは、デビュー前から管理する武井調教師も「普通に走ればまず負けない」と自信たっぷりのコメント。レースでも師の言葉通り、ノーステッキの圧勝を決めており、度肝を抜かれたファンも多かったに違いない。

 ちなみに東京・芝コースの2歳新馬戦で2着馬に9馬身以上の差をつけたのは、1993年11月のノーザンプリンセス以来、実に30年ぶりの快挙でもあった。レース後、騎乗していたD.レーン騎手も「ポテンシャルが高く良い馬です」とシュトラウスに賛辞を送ったのも当然だろう。

 そのレーン騎手はすでに帰国しているため、サウジアラビアRCは乗り替わりが決定となる。現在のところ鞍上は明確に発表されていないようだが、将来有望な若駒だけに、誰が手綱を取ることになるのかも注目を集めることは間違いない。

「ウマ娘オーナー」の超高額馬と頂上対決が実現!?

 ただ、そんな怪物候補のシュトラウスも、復帰戦は一筋縄にいかないかもしれない。なぜなら同じく大物との評価を受けているボンドガール(牝2歳、美浦・手塚貴久厩舎)も出走を予定しているからである。

 ダノンベルーガの半妹という同馬は、シュトラウスが勝った新馬戦の翌日にデビュー。セレクトセールにおいて『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)でおなじみの藤田晋オーナーに2億3100万円という超高額で購入された同馬だが、その期待通り1番人気に応えて白星発進を決めた。

 稍重の馬場で繰り出した上がり3ハロン33秒0も優秀なものだったが、その後、3着に負かしたコラソンビートが2連勝でダリア賞(OP)を優勝。2着だったチェルヴィニアも未勝利戦をほぼ馬なりで6馬身差の大楽勝を決めてしまったものだから、ボンドガールの評価をより高めることとなった。

 SNSやネット掲示板などにも「この2頭に勝ったボンドガール強すぎだろ」「来年の桜花賞は決まりだな」などといった声も寄せられているだけに、シュトラウスといえど簡単に太刀打ちできるような相手でもないかもしれない。

「ボンドガールは早くも桜花賞(G1)候補と言われるほど評価がうなぎ登りですが、シュトラウスも十分にクラシックを意識できるパフォーマンスでしたからね。それだけに、秋口に早くも2歳牡牝の頂上対決が実現するといっても過言ではなさそうです」(競馬誌ライター)

 グランアレグリアやダノンプレミアム、サリオスなど後のG1ホースが勝ち馬に名を連ねる超出世レースのサウジアラビアRC。果たして今年はどの馬に軍配が上がるだろうか。

GJ 編集部

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