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「直線も加速してくれたし、能力がありそうです」
先週は土日合わせて6勝の固め打ち。今年107勝で全国リーディング首位に浮上したC.ルメール騎手がそう称賛したのは、9日の2歳新馬戦を勝ったフォルラニーニだ。
中山・芝2000mの一戦で道中は前から2番手を追走。最終コーナーでやや外に膨れたが直線で持ち直し追われ出すと、あっという間に後続を3馬身半突き放した内容は圧巻の一言だった。レース後のルメール騎手が期待を膨らませたのも頷ける。
同馬を管理する手塚貴久調教師も「いいところまでいきそう」と話すなど、スケールの大きさを感じ取ったようだ。次走は秋の東京開催を視野に入れているようだが、どこに出てきても好戦必至に違いない。
そんなクラシック路線で期待のフォルラニーニだが、実は同馬と先週併せ馬を行い、互角以上ともいえる動きを披露した僚馬がいる。それが18日の中山・芝1600mでデビューを予定しているショーマンフリート(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎)である。
快進撃を続ける新種牡馬からいよいよ「真打ち」が登場!?
こちらは昨年のセレクトセールにおいて、3190万円(税込)で取引された期待の1頭。父は2歳種牡馬リーディングでトップに立つなど快進撃を続けている新種牡馬スワーヴリチャードだ。また上には昨夏の新馬戦でデビュー勝ちを決めたヒシルリアンなどがいる血統である。
なおショーマンフリートを所有するのは星野壽市オーナー。星野オーナーと手塚厩舎のコンビといえば桜花賞馬アユサンをはじめ、ヤングマンパワーやアサマノイタズラなど、これまで重賞タイトルを数々獲得してきた相性のいいコンビとしても知られている。
それだけに1週前調教でフォルラニーニと五分に動いたショーマンフリートについて、手塚調教師から「瞬発力がありそう。初戦から楽しみ」と色気十分のコメントが出たのも当然だろう。鞍上には短期免許で来日中のJ.モレイラ騎手を配してきた。来春の大舞台を見据えて、まずは必勝態勢を敷いてきたとみて間違いない。
「ショーマンフリートはフォルラニーニと互角に走っていたことも然ることながら、8月下旬にはあのソールオリエンスと併せ馬を行い併入。厩舎の先輩の皐月賞馬に引けを取らない動きを披露し、その後も鋭い動きを見せていたことから、関係者の間でも評価が急上昇していた1頭なんですよ。
近親にはオーストラリアでG1を勝ったポルニシェなどもいることから、血統的な底力も確かだと思われます。ひょっとするとこの馬がスワーヴリチャード産駒の真打ちかもしれませんよ」(競馬誌ライター)
 なお初戦でライバルとなりそうなのが、イクイノックスと同じルメール騎手×木村哲也厩舎コンビで出走するアルセナールか。こちらもナミュールやラヴェルに下にあたる血統馬だけに、当日は2頭の一騎打ちとなるかもしれない。
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