GJ > 競馬ニュース > 牝馬クラシック戦線後編  > 3ページ目
NEW

最強女王ソウルスターリングVS超大物ファンディーナ「初対決」の可能性!? 最後の一冠はどちらの手に……激動の3歳牝馬クラシック戦線と「今後」


 しかし、そこからソウルスターリングが伸びあぐねる。稍重の馬場に脚を取られたのだ。欧州色の強い血統とはいえ、馬そのものは典型的なベタ爪の持つ主。雨がどうかという陣営の数少ない懸念材料は、最悪の形で的中した。

 そんな2歳女王に再び牙を剥いたのがチューリップ賞の敗戦以来、顔を伏せていたリスグラシューと武豊騎手だった。桜花賞ではアドマイヤミヤビにも先を越されて”最大のライバル降板”となっていたが、その評価に逆らうかのように猛然と襲い掛かり、ついに宿敵を捉えた。

 だが、その瞬間まで完璧に実現された天才騎手が描いた図の中で、1つだけ予想外の出来事があった。昨年12月の同舞台で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で、決定的な差をつけて下したはずだったレーヌミノルの驚異の粘り腰である。

 レーヌミノルの池添騎手には、このレースに懸ける強い意気込みがあった。昨年の桜花賞をわずか2cmの差で逃したシンハライト。その主戦が池添騎手だったのだ。

 例え、浜中騎手の代役であろうとも、巡ってきたこのチャンスはまさに”運命”だった。乾坤一擲の走りで、リスグラシューの猛追を凌ぎ切ったレーヌミノルが桜花賞を制した。

 一方のソウルスターリングは3着。終わってみれば、阪神JFの上位馬が入れ替わっただけという結果だった。後方から何もできずに終わったアドマイヤミヤビを始め、新勢力の台頭ならずしてクラシック第1弾が幕を閉じた。

 翌週、69年ぶりの快挙に挑んだファンディーナだったが、牡馬の厚い壁に跳ね返されて惨敗。ただ、今年すでに4戦目という強行軍もあって本来の力を発揮できなかった様子だった。東京2400mでの巻き返しが期待されたが、結局陣営は立て直しに向けて春全休を決断した。

 その約1カ月後、勢力図に大きな変化ないまま迎えたオークス。桜花賞を制したものの距離不安が拭えないレーヌミノルが4番人気に甘んじた一方で、ファンが再び支持したのは桜花賞で初の敗戦を喫したソウルスターリングだった。

最強女王ソウルスターリングVS超大物ファンディーナ「初対決」の可能性!? 最後の一冠はどちらの手に……激動の3歳牝馬クラシック戦線と「今後」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  2. JRA木幡育也騎手「謎の騎乗停止」で再びの”ドーピング”疑惑も……若手騎手が示してしまった「前例」
  3. 【競馬ライター募集】在宅テレワークOK! 副業希望OK、マイペースで副収入ゲットのチャンス
  4. JRAソダシ脱落の大ピンチ!? フェブラリーS(G1)は“ヘビー級”が絶対的優位も「太りすぎ」はNG
  5. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  6. 日本競馬が揺れた現役騎手による「禁止薬物」事件から8年。坂井瑠星、横山武史ら「5年連続」トップジョッキーを輩出…JRA「新ルール」が呼び込んだ若手黄金期【この日、何の日】2月12日編
  7. JRA・2歳戦線に「異常」あり!? 人間の世界とは正反対……早生まれは例年以上の高勝率も、狙い目は「圧倒的」単勝回収率の〇月生まれ!
  8. 武豊が来年クラシック制覇へ「超本気」モード!「選んだ馬が主役」といわれた”全盛時代”再現へ「超良血」新馬が続々集結!
  9. ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
  10. 2020年「G1未勝利」武豊をデータで徹底解剖!今年相性が良かった厩舎・馬主は?来年はクラシック戦線の主役へ!?