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2017.06.14 08:57
最強女王ソウルスターリングVS超大物ファンディーナ「初対決」の可能性!? 最後の一冠はどちらの手に……激動の3歳牝馬クラシック戦線と「今後」
編集部
しかし、そこからソウルスターリングが伸びあぐねる。稍重の馬場に脚を取られたのだ。欧州色の強い血統とはいえ、馬そのものは典型的なベタ爪の持つ主。雨がどうかという陣営の数少ない懸念材料は、最悪の形で的中した。
そんな2歳女王に再び牙を剥いたのがチューリップ賞の敗戦以来、顔を伏せていたリスグラシューと武豊騎手だった。桜花賞ではアドマイヤミヤビにも先を越されて”最大のライバル降板”となっていたが、その評価に逆らうかのように猛然と襲い掛かり、ついに宿敵を捉えた。
だが、その瞬間まで完璧に実現された天才騎手が描いた図の中で、1つだけ予想外の出来事があった。昨年12月の同舞台で行われた阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)で、決定的な差をつけて下したはずだったレーヌミノルの驚異の粘り腰である。
レーヌミノルの池添騎手には、このレースに懸ける強い意気込みがあった。昨年の桜花賞をわずか2cmの差で逃したシンハライト。その主戦が池添騎手だったのだ。
例え、浜中騎手の代役であろうとも、巡ってきたこのチャンスはまさに”運命”だった。乾坤一擲の走りで、リスグラシューの猛追を凌ぎ切ったレーヌミノルが桜花賞を制した。
一方のソウルスターリングは3着。終わってみれば、阪神JFの上位馬が入れ替わっただけという結果だった。後方から何もできずに終わったアドマイヤミヤビを始め、新勢力の台頭ならずしてクラシック第1弾が幕を閉じた。
翌週、69年ぶりの快挙に挑んだファンディーナだったが、牡馬の厚い壁に跳ね返されて惨敗。ただ、今年すでに4戦目という強行軍もあって本来の力を発揮できなかった様子だった。東京2400mでの巻き返しが期待されたが、結局陣営は立て直しに向けて春全休を決断した。
その約1カ月後、勢力図に大きな変化ないまま迎えたオークス。桜花賞を制したものの距離不安が拭えないレーヌミノルが4番人気に甘んじた一方で、ファンが再び支持したのは桜花賞で初の敗戦を喫したソウルスターリングだった。
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