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2017.06.14 08:57
最強女王ソウルスターリングVS超大物ファンディーナ「初対決」の可能性!? 最後の一冠はどちらの手に……激動の3歳牝馬クラシック戦線と「今後」
編集部
父フランケルがマイルを主戦場としていたが、母はフランスのオークス馬。その母を世代の頂点に導いたルメール騎手には、母娘による日仏でのオークス制覇が懸かっていた。
だが、単勝オッズは2.4倍と桜花賞の時ほどの絶対的な支持はない。続いたのが、桜花賞からの巻き返しに燃えるアドマイヤミヤビ。3番人気には前走でソウルスターリングに先着したリスグラシューが続いたが、完璧な仕上げだった桜花賞からのデキ落ちが懸念されていた。
レースは好スタートを決めたフローレスマジックが、そのまま逃げるという意外な展開。それでも1000m通過は61.7秒と、例年のオークスとさほど変わらないペースだ。最後の直線まで大きな動きのない淡々とした流れは、1枠2番という絶好枠から内々で脚を止められたソウルスターリングにとって絶好の展開だった。
最後の直線に入ると、ソウルスターリングが満を持す形で先頭に躍り出る。馬場は良馬場で、すっかり本来の走りを取り戻していた。そのままぐんぐんと加速する横綱相撲を見せると、必死に食い下がる後続を振り切ってゴール。2歳女王が堂々の”復権”を果たした。
2着にはトライアルのフローラS(G2)を勝って挑んだモズカッチャンが入り、アドマイヤミヤビも3着に巻き返したが、本来の力を示したソウルスターリングの前には完敗といった格好だった。
再び世代の頂点になったソウルスターリングが今後、どういった進路を歩むのかは未定だ。秋華賞(G1)を目指す3歳牝馬クラシック路線か、天皇賞・秋(G1)を目指す古馬路線かの2択となる可能性が高いといわれている。
その一方でファンディーナ陣営からは、すでに秋はローズS(G2)から秋華賞に進むことが発表されている。果たして、「2強」は秋に初の激突を遂げるのだろうか。新勢力の台頭やライバルの巻き返しも含め、激動の3歳牝馬クラシック戦線は終盤戦に突入する。
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