打倒タイトルホルダーの本命はC.ルメール×ローシャムパーク? オールカマーに2頭出しで臨むサンデーレーシングの「思惑」とは
天皇賞・秋(G1)やジャパンC(G1)の前哨戦として行われる、24日のオールカマー(G2)。今年はステップレースとは思えないほど豪華メンバーが顔を揃えたことも話題となっている。
タイトルホルダー、ジェラルディーナ、ウインマリリンといったG1馬をはじめ、安田記念(G1)4着のガイアフォース、同じ中山・芝2200mで開催された今年のアメリカJCC(G2)覇者ノースブリッジ、函館記念(G3)快勝の上がり馬ローシャムパークなど……秋G1でも主役級の扱いを受けそうな錚々たる面子だ。
そんな今年のオールカマーで注目なのが、一口馬主クラブのサンデーレーシングがジェラルディーナとローシャムパーク(牡4歳、美浦・田中博康厩舎)の2頭出しで挑んできた点である。
2頭は共にノーザンファームの生産馬でもある。今夏の函館記念で初の重賞タイトルを手にしたローシャムパークよりも、昨年のエリザベス女王杯ですでにG1タイトルを獲得しているジェラルディーナの方が格上であり、当日も人気を集めることはほぼ間違いない。
ただ、ジェラルディーナは後に大舞台が控えているため、前哨戦のここは余裕残しで臨むことが濃厚。仕上がり途上でこの豪華メンバー相手に勝ち切るというのは、いくら実力馬とはいえ簡単なことではない。
しかし、だからといって天下のノーザンがライバル牧場といえる岡田スタッド出身のタイトルホルダーらを相手に、そうやすやすと後塵を拝する訳にもいくまい。そこで今回、タイトルホルダー撃破を含めてオールカマーを射止めるため送り込んだもう1本の矢がローシャムパークだと思われる。
ハービンジャー産駒の同馬は、近親にドゥラメンテやルーラーシップなどがいる名牝ダイナカールの一族。日本屈指の良血一族であり、昨年のセントライト記念(G2)でも3着に入るなど素質の片鱗を見せつけていたが、今年に入りいよいよ本格化した感じだ。ここで好勝負するようなら秋のG1戦線で楽しみな1頭になることは間違いない。
鞍上には前走に引き続きC.ルメール騎手を配してきた。ただ同騎手は今秋、天皇賞・秋にお手馬のスターズオンアースが出走予定。デビュー戦から手綱を取り続けている現役最強馬のイクイノックスは早い段階から、ジャパンCをこの秋の最大目標に掲げているのは周知の通りだ。
つまりローシャムパークはオールカマーの結果にかかわらず、この後国内G1に進むのであればルメール騎手から他の騎手にスイッチすることがほぼ確実である。大舞台を見据えるのであれば継続騎乗を考えて他の騎手を起用すると思われるところだが、乗り替わり承知でルメール騎手を確保してきたことからも、このレースに懸ける意気込みが伝わってくるといえよう。
となるとサンデーレーシングは今回、打倒タイトルホルダーの本命候補は武豊騎手から若手の団野大成騎手に乗り替わるジェラルディーナよりも、引き続きルメール騎手とのコンビで挑むローシャムパークの方だということが考えられそうだ。
だが、いくら陣営の思惑が垣間見えたとしても、先述の通りローシャムパークは現時点でG3・1勝馬にすぎない。G1・3勝を誇るタイトルホルダーとは格が違いすぎることが否定できないが、果たして本当に通用するのだろうか……。
と、普通の競馬新聞などに掲載されている情報を頼りに予想を組み立てているファンであれば、おそらくこのあたりで「ああでもない、こうでもない」と思考が堂々巡りになってしまうのではないだろうか。
これより更に推理を進めたいのであれば、決して表に出回ることのない情報、つまりプロからの情報を取り入れるしかなさそうだ。
そこで今回、私たちは先日取材でお世話になった競馬情報会社『競馬セブン』の関係者に再び話を伺わせていただくことにした。
「今年に入って4戦3勝の上がり馬であり、オールカマーでも印を集めているローシャムパークですね。弊社もデビューして間もない頃から目をつけており、これまでありとあらゆる情報を集めてきた1頭です。
また5月のむらさき賞(3勝クラス)でもローシャムパークから馬連1700円、三連複2760円をダブル的中。すでに完全に丸裸にさせていただいている1頭です。独自の情報網から集めたデータをもとに、今回の対タイトルホルダーについても分析をほぼ完璧に済ませています」(競馬セブン関係者)
やはり創業27年の老舗『競馬セブン』は、とっくに今回のローシャムパークについて分析済みだったようだ。なお『競馬セブン』の総監督を務めるのは、元JRA騎手で競馬学校教官の経歴を持つ徳吉一己。メンバーには美浦の元調教師である嶋田潤も名を連ねている。
ここで思い出したいのが、ローシャムパークを管理する田中博調教師が元ジョッキーであり、競馬学校の卒業生であるということ。さらに同馬とタイトルホルダーは関東馬であることから、管理トレーナーは嶋田元調教師の後輩にあたるということだ。『競馬セブン』の重鎮にすれば、両陣営の管理馬の状況を把握することなど確かに朝飯前だといえるかもしれない。
さらに、『競馬セブン』には先述の2名以外にも、社台スタリオンステーション荻伏の元場長である林勲、馬産地日高の帝王こと斉藤隆、現役トラックマンであり「トレセンの地獄耳」としても知られる古川幸弘が所属。この錚々たる名前を見ただけでも、同社が四半世紀以上にもわたり勝ち続けてきたことに納得がいくだろう。
「弊社が分析済みである馬は、なにもローシャムパークとタイトルホルダーだけではありません。昨年の鳴尾記念(G3)で馬連1590円、三連複2470円、三連単1万2620円を完全的中させていただいたジェラルディーナ、人気の一角になるであろうガイアフォースの2頭においても、スタッフが現場取材を重ねに重ねたこともあり、すでに『走り時』を完璧に熟知しております。
また一昨年の本レースで◎を打ち、馬連1980円、三連複4340円、三連単2万1980円のトリプル的中となったウインマリリンに関しても同じことが言えるでしょう。つまり今年のオールカマーは弊社が完全に特徴を掴んでいる馬が数多く出走を予定している上、さらに極秘の穴馬情報までキャッチさせていただきました。
そのため、弊社にとっても自信の勝負レースであることから、今回はオールカマーの勝負買い目馬連3点(隠れ穴馬含む)を特別無料公開することを決めさせていただきました。ぜひこの機会に当サイトに登録していただき、1人でも多くの競馬ファンに的中を体験していただきたいと思っております」(同関係者)
また、今なら登録するとオールカマーの勝負買い目「馬連3点(隠れ穴馬含む)以外にも、実際に関係者も愛読している「週刊セブン砲」「今週の一獲千金ネタ」「栗東&美浦レポート」や、さらに「今週の買いジョッキー」「今週の目イチ馬主」「社台軍団の本音」「重賞情報袋とじ」といった濃厚な情報コンテンツが毎週無料で得られるというのだから驚きだ。
競馬ないし馬券というのは、いわば戦場である。ベットしたお金をファン同士で奪い合っているのだから、決して比喩などではない。そして圧倒的多数の人間が敗れていく中で、ごく一部ではあるが勝ち組も確実に存在しているのである。
では彼らはなぜ勝ち続けているのかというと、戦いに向かうにあたって身につけている装備が圧倒的に違うからだ。そしてその装備は何かというと、『競馬セブン』のようなプロから仕入れた圧倒的かつ確かな情報である。
そしてその『競馬セブン』が今回、無料で情報を提供してくれるというのだから、もはや見逃す手はないだろう。駅の売店やコンビニで無数に売られている競馬新聞を片手に秋競馬という戦地に向かおうとしている競馬ファンに問いかけたい。果たしてそんな装備で大丈夫だろうかと。
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※本稿はPR記事です。
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