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ゴンバデカーブース登場で注目高まるブリックスアンドモルタル産駒、今週は武豊×オジュウチョウサン妹など素質馬がデビュー

ゴンバデカーブース登場で注目高まるブリックスアンドモルタル産駒、今週は武豊×オジュウチョウサン妹など素質馬がデビューの画像1
撮影:Ruriko.I

 7日に行われたサウジアラビアロイヤルC(G3)。単勝オッズ1.4倍の1番人気ボンドガールと単勝オッズ2.8倍の2番人気シュトラウスが人気を二分したが、レースは、離された3番人気のゴンバデカーブース(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が、二強を驚異的な末脚で差し切って快勝した。本馬の父はブリックスアンドモルタルだった。

 ブリックスアンドモルタルは、社台ファーム代表・吉田照哉氏ら牧場関係者が「サンデーサイレンスの再来」と評する新種牡馬だ。産駒のテラメリタが6月の新馬戦で初出走&初勝利を達成すると、クイックバイオが9月16日のききょうS(OP)を勝利するなど、上々の滑り出し。ゴンバデカーブースが強敵相手に重賞勝ちを決めたことにより、産駒の注目度がさらに上がっている。

 そして今週末に開催される新馬戦にもブリックスアンドモルタル産駒の素質馬がデビューを予定している。

 まずは14日、東京芝1400mの新馬戦を丸田恭介騎手でデビュー予定なのがキープライジング。母は17年フェアリーS(G3)を勝利した重賞馬ライジングリーズンで、馬主は岡田スタッド代表の岡田牧雄氏。管理する奥村武調教師は、「極端なピッチ走法だから、レースでトップスピードを出せるかどうか」としつつも、期待している様子だ。

 同日14日の京都芝1600m戦に西村淳也騎手でデビュー予定なのがクランフォード。母エンジェルフェイスは16年フラワーC(G3)の勝ち馬。ディープインパクト産駒の半兄ロードレゼルは青葉賞(G2)2着の後日本ダービー(G1)に駒を進めた実績があり、本馬にもクラシックへの期待がかかる。同レースには友道厩舎所属で武豊騎手鞍上のモーリス産駒アドマイヤアストラらが出走を予定しているが、ライバルを打ち破り初陣を飾れるか。

「三度目の正直」で兄のようなスターを目指す

 そして、15日の京都芝1800mでデビュー予定なのがスターチョウサンだ。言わずとしれたJ・G1で9勝を挙げた障害王者オジュウチョウサンの半妹で、父がステイゴールドからブリックスアンドモルタルへと変わっている。鞍上は兄の背中を知る武豊騎手を予定している。

 本馬は元々8月札幌にてデビューする予定だったが、外傷を負って回避。スプリンターズS(G1)当日の10月1日の中山芝1800mにデビューを延期したが、抽選除外でまたもや出走ならず。今回は3度目の正直となるデビュー戦だが、初陣を勝利で飾り、兄のようなスターダムを駆け上がれるか注目だ。

 2歳重賞馬ゴンバデカーブースをいきなり輩出し、スワーヴリチャード、レイデオロら新種牡馬の中では一歩リードした印象のあるブリックスアンドモルタル。この勢いのまま、今週も産駒が勝利を挙げられるだろうか。

GJ 編集部

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