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「ゴールドアクターとサトノクラウンは減点」「キタサンブラックは…」鈴木和幸が見極めた宝塚記念出走馬11頭の最終追い切り診断を公開中!

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●鈴木和幸の第58回宝塚記念最終追い切り診断

 断然の1番人気が予想される「キタサンブラック」。天皇賞(春)を連覇したあとは放牧に出て、5月26日に栗東帰厩、31日から先週までに5本の時計を。このうち4回までが併せ馬で、先週14日にはウッド7F93秒1、6F79秒0-38秒9-12秒3を、強めに追っただけでマークの元気さ、順調さだ。今週は3頭併せを敢行したものの、最後まで追ったところなしで6F83秒0-40秒7-12秒2。例によってやや頭の高いフォームではあったが、フットワークには一糸の乱れもなく、少しでも追えばいくらでも速い時計が出せたであろう脚勢だった。天皇賞以上とはいわないが、レコード勝ちの反動なし、高いレベルの好調をキープして、6つ目のG1どりに挑める。

「クラリティシチー」は、ウッド4F51秒4-37秒4-12秒5を馬なり、併走先着して元気いっぱい、中1週の疲れはない。しかし、ただ元気がいいだけでこれといった良化はない。これだけの強敵メンバーでは電光掲示板さえ難しい。

 前走の天皇賞(春)では1秒以上も離されての7着と、見せ場すら作れなかった「ゴールドアクター」。巻き返しを期す中間は時計8本とハード。その成果もあって今週はウッド6F62秒0-38秒8-12秒8を馬なり、併走1馬身先着の好内容だった。ただ、この馬は好調時、引っ掛かりかげんの行き脚を見せていたようにも思う。この点からすると、落ち着きすぎているというか、気合い不足の感も。そういえば、前走時も同じ雰囲気で落ち着き良しと見たのだが、結果が出せなかった。それだけに気にかかる部分もある。

 大阪杯以降、2カ月半の間隔をとっていた「サトノクラウン」。時計9本と熱心に乗り込んできたのはいいのだが、先週の追い切りではウッド5F68秒5-38秒3の時計はともかく、首を使わない頭を上げたままのようなフォームで鋭さを欠いていた。今週は馬なりに終始、70秒2-40秒5-13秒2と時計が遅かったのはこのためだが、走るフォームに改善は見られず、減点したい。

「シャケトラ」はウッド6F87秒9-40秒8の平凡に見える追い切りながら、これは意識してセーブしたもの。先週までに時計10本と乗り込み、先週に6F80秒1-37秒2-11秒4をマークしているからだ。首を柔軟に上下させたすばらしいフォームで、鋭さ満点。初G1の前走の天皇賞(春)がいい経験になれば、ガラリ一変も。そう思わせるくらいの感触があった最終追いだった。

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