
宝塚記念(G1)に「Wミッキー」どちらかがくるサイン発見!? 能力十分「ロケット&クイーン」がキタサンブラックをおびやかす

25日の宝塚記念(G1)は登録11と少頭数。断然人気のキタサンブラックの勝利濃厚というのが大方の予想に違いないが、それでも出走してくるからには皆色気を持っていて当然だ。
今回「所有者」として色気を出しているのは野田みづき氏か。「ダノン」の冠名で知られる株式会社オービック代表取締役会長兼社長の野田順弘氏の妻であり「ミッキー」の冠名で有名だ。
今回登場する「ミッキー」はミッキーロケット、ミッキークイーンの2頭。ミッキーロケットは今年初重賞制覇を果たし、ミッキークイーンは一昨年の牝馬2冠。いずれも実力馬として競馬ファンの間では定着した存在だ。
ただ、ミッキーロケットは今年初戦の日経新春杯こそ勝利したものの、続く京都記念4着、大阪杯7着と尻すぼみな印象。ミッキークイーンは好走を続けながらも、3歳時以来G1勝利からは遠ざかっている。
しかも今回は、前走の天皇賞でディープインパクトのレコードを打ち破り「現役最強」の名を欲しいままにしているキタサンブラックが主役。サトノダイヤモンドですら完敗したとなれば、苦戦が続く2頭では歯が立たなくとも当然……。
しかし、今回こそは、いや「今回だけは」この”Wミッキー”に期待を寄せたいところだ。
ミッキーロケットは年明けの日経新春杯で、日経賞を制し天皇賞で3番人気だったシャケトラを競り落として勝利している。斤量はシャケトラ53キロに対し55キロと不利な条件での勝利だった。シャケトラはその後日経賞を強豪相手に完勝し、天皇賞では出遅れもあって本来の力が出し切れず大敗となっており、まだ底を見せていない。そんなシャケトラに勝利したミッキーロケットの実績は侮れないだろう。
さらに陣営は「中団より前で競馬したいです」とコメントしている。下手するとミッキーロケットがキタサンにプレッシャーを与える展開もあるのではないか。
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