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宝塚記念(G1)でシュヴァルグランの初制覇は!? 悲願達成のために避けては通れない絶対王者との真剣勝負


 この馬の最大の魅力と言えば何といっても強靭なスタミナ。本来のこの馬の適性から考えれば2200mは少し短いかもしれないが、逆に有り余る豊富なスタミナをフルに使い、天皇賞・春(G1)の時よりも早い段階でキタサンブラックに近いポジションでレースを進めることが出来れば、現役最強馬にとっても厄介な存在となり得る。

 血統的に見てもG1をいつ制覇してもおかしくない良血。姉はヴィクトリアマイル(G1)を連覇したヴィルシーナ、妹には秋華賞(G1)とドバイターフ(G1)を制しているヴィブロスと活躍馬が多い。姉のヴィルシーナに関して言えば宝塚記念での好走歴もある。

 当然この馬にかかる陣営の期待も大きく、成長著しい今年に入ってからの安定感は目を見張るものがある。叩き3戦目となり期待が膨らむ今回だが、悲願のG1タイトル奪取へ向けての準備は着実に進んでいる。調教ではあまり目立つ動きではないようだが、もともと調教駆けするタイプではない。また、歴史に残るレコード決着となった前走の反動も現状は見られないようだ。

 昨年の同じ舞台では9着に敗れたが、さらに力が増した今年は昨年のような惨敗を喫するわけにはいかない。ここまで5回G1で対戦してきた同世代の最強馬に一矢報いる舞台は整った。

「人事を尽くして天命を待つ」

 シュヴァルグランは、その先に待っているであろう栄光を掴み取るため、決戦の時を静かに待つ。

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