真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.05 08:22
通算300勝リーチから現在「137連敗中」……武士沢友治騎手がお手馬マルターズアポジーに七夕賞(G3)へ是が非でも出走してほしい「理由」
編集部
マルターズアポジーを管理する堀井雅広調教師は『スポニチ』の取材に対し、重賞勝ちのある福島2000mに魅力を感じながらも「ハンデが極端に重くならなければ……。最終的にはオーナーと相談して出否を決めたい」と慎重な姿勢。福島記念を54kg、小倉大賞典を56kgで勝利しているが、このハンデをどう見るかは微妙なところだ。場合によっては来週16日の函館記念(G3)に回る可能性もあるという。
だが、その一方で武士沢騎手としては、何としても七夕賞に出てほしいと願っているかもしれない。
「単純に早く300勝の区切りをつけたいという心境もあるでしょうが、武士沢騎手自身が通算で福島の成績が最も良いという相性もあります。
また、来週の函館記念に回ってしまうと、鳴尾記念(G3)を逃げ切ったステイインシアトルや、快速馬のヤマカツライデン、マイネルミラノなど、強力な同型の逃げ馬が出走を予定しており、例えハンデに恵まれても展開的に苦しくなるのは必至。
それと比較しても、七夕賞は単騎逃げに持ち込めそうなメンバー構成だけに、客観的に見てもこちらの方が勝算は高いと思いますよ」(競馬記者)
マルターズアポジーは2007年の2歳王者ゴスホークケン産駒という、地味な血統の持ち主。わずか5頭の初年度産駒の1頭が本馬である。故郷の山岡牧場は、昨年の福島記念がJRA初の重賞勝利だった。
また武士沢騎手も今年が21年目になるベテランだが、今年はまだ2勝。これまで最も良かった年でも年間24勝しか上げたことがない。昨年の福島記念も2008年の新潟記念以来、8年ぶりの重賞勝ちと、とにかく地味な存在だ。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……













