真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.10 14:38

「武豊と凱旋門賞へ」の合言葉で今年も2億6000万円落札! 昨年の期待馬もついに勝利
編集部

“素質馬”の才能がついに開花した。
「武豊さんと凱旋門賞に行くのが夢。そのために買いました」
株式会社キーファーズの松島正昭氏から壮大な夢を託されたジェニアル(牡・3歳/松永幹夫厩舎)が、8日に中京競馬場で行われた3歳未勝利(芝・1400m)を快勝した。
馬主から大きすぎる夢を託されていたジェニアル。これまでは武豊騎手をその背に乗せて3度出走するも、5着、9着、7着と惨敗。期待されていた活躍とは程遠い結果しか出ていなかった。
だが、ついにその秘められた能力が短距離で花開いたようだ。レースで4番人気に推されたジェニアルは、スタート直後から後方に待機して脚をためる。4コーナーから進出し、直線に入ると好位置をキープ。そして、直線の残り200m。ムチを入れられたジェニアルは上がり最速33.5秒の末脚を見せ、グングンと前を行くメイショウモウコとの差を詰める。ゴール板前は混戦だったが、ジェニアルがアタマ差で激戦を制した。
レース後、武豊騎手は「きょうは落ち着きがあった」と振り返り、そして「距離を詰めたことで、いい面がでたね」とジェニアルの短距離適性を認めたかのようなコメントを出したという。
「これまで中長距離路線ばかりで使われていたジェニアルですが、ついに自身の力をフルに使える距離を見つけたようです。夏以降の短距離路線にまた面白い1頭が登場しましたね。今日の結果には、馬主の松島氏も胸をなでおろしているのではないでしょうか」(記者)
PICK UP
Ranking
11:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬