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関東のホープが永島まなみ、藤田菜七子ら抑え「史上最多」注目レースV! 東西の名門厩舎からも騎乗依頼、「頼れる男」がいよいよカムバック

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関東のホープが永島まなみ、藤田菜七子ら抑え「史上最多」注目レースV! 東西の名門厩舎からも騎乗依頼、「頼れる男」がいよいよカムバックの画像1
佐々木大輔騎手 撮影:Ruriko.I

JRA女性騎手6名が騎乗も、勝利したのは…

 頼もしい男が帰ってきてくれた。

 13日の福島2Rに行われた3歳未勝利戦。この日は阪神で騎乗していた今村聖奈騎手を除き、過去最多となるJRA女性騎手6名が同時に騎乗したことで多くの注目を集めた。

 ただ、勝ったのは永島まなみ騎手でも藤田菜七子騎手でもなく、ジョーメッドヴィンに騎乗していたデビュー3年目の佐々木大輔騎手だ。同騎手は怪我から復帰後、これが嬉しい初白星となった。

 佐々木騎手は2月24日の小倉3Rで落馬。肺気胸と4本の胸椎椎体骨折が判明し、戦線離脱を余儀なくされることに。1月の半ばから参戦していた小倉では12勝を挙げて開催リーディングも狙える位置につけていただけに、本人にとってもショックは少なくなかったようだ。

 当初は全治2~3ヶ月とも報じられていたのだが、強靭な回復力を見せて約1ヶ月半でカムバックに成功。今月上旬に医師からの許可を得て調教に跨ると「体に違和感はありません。早く乗りたいと思っていました」と頼もしく語っていた。

 復帰最初のレースとなった福島1Rこそ10着に敗れたが、続く2Rでは1番人気ジョーメッドヴィンに騎乗。好位を進むと最後の直線で外からねじ伏せる盤石の競馬で、復帰後初白星をつかんだ。

 さらに、次の騎乗となった3Rでも3番人気で2着に入ると、4Rでは2番人気キットハナガサクで3馬身半差の完勝。復帰初日からいきなり複数勝利をマークしてみせた。

東西の名門厩舎からも騎乗依頼

「1ヶ月半ほどレースから遠ざかっていたこともあって、実戦感覚がどうかと思って見ていましたが、ほとんどブランクを感じさせない騎乗ぶりで2勝を挙げてくれました。

同騎手はルーキーイヤーこそ9勝に終わりましたが、昨年は68勝とジャンプアップを果たし、関東リーディング4位に入った期待のホープ。今週の騎乗予定馬を見ても堀宣行厩舎や木村哲也厩舎、須貝尚介厩舎に清水久詞厩舎など、東西の名門からも信頼を得つつあることが分かります。

休養中には『リーディングが下がっていくのが凄く嫌でした』と語ったほど負けん気の強さも持っていますし、これは頼もしい男が帰ってきてくれましたよ」(競馬誌ライター)

東京スポーツ』の取材に対しても「ここから勝ちまくって巻き返したいですね。今週8勝くらいしてリーディングを狙いたいです!」と復帰へ意気込みを語っていた佐々木騎手は、日曜も福島で全8鞍に騎乗した。

 休んでいた分を一気に取り返したい気持ちはもちろんだが、怪我明けだけに、これからも無事に週末を終えてくれることを願いたい。

GJ 編集部

GJ 編集部

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