真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2024.05.23 17:00
【仔馬の季節】イギリスの牧場見学〜ネクラ女医の競馬日記No.25〜
文・マンガ=さかた

現役厩務員による漫画「サラブレッドと暮らしています。」(著・田村正一)に、好きなフレーズがあります。競走馬にとっての幸せとは、「生きている間にどんな人が自分のそばにいてくれたかってことなんじゃないかな?」。今回見学させていただいたレディスウッドスタッド(Ladyswood stud)に暮らす馬たちは、愛情深いオーナー、温かいスタッフに囲まれ、間違いなく幸福な時間を過ごしているのではないかと感じました。
では、ふるさとを離れたのち、競走馬のそばにいる人間は誰でしょうか。調教師や厩務員、ジョッキー、獣医、装蹄師・・・様々な人間が彼らを取り巻くことでしょう。
私たち競馬ファンも、その内に含まれると思うのは、おこがましいでしょうか。パドックで見守ったり、レースを応援したり。競馬を楽しむことは、それ自体が馬との関わりを持つということではないでしょうか。今はあどけない仔馬も、たったの数年で生か死かの勝負に身を投じることになる。競馬ファンとして、そんな彼らの命のあり方から目を逸らさないでいたいと思うこの頃です。

今回の牧場見学ツアーを企画くださった「Tomochan London」さんは、これまでもニューマーケットでの調教見学など、競馬にまつわるツアーを主催されています。また、この秋は凱旋門賞の観戦ツアーを募集なさっています。ヨーロッパにお越しの際は、ぜひチェックしてみてくださいね。
※本記事について、牧場様とツアー会社様の許可をいただいています。
PICK UP
Ranking
11:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- JRA石橋脩「乗り替わり」ラッキーライラックとの別れ避けられず? 「意味深コメント」と「状況」













