真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2024.04.25 17:00
いまは無き宇都宮競馬場〜ネクラ女医の競馬日記No.21〜
文・マンガ=さかた
2023年度、地方競馬の総売上金額は1兆888億6525万8120円、過去最高額となりました。2年連続で1兆円超え、まさに右肩上がりの成長を見せる地方競馬ですが、かつては、バブル崩壊後に多くの地方競馬場が一つ、また一つと姿を消し、その度に多くの馬や人が仕事を失いました。宇都宮競馬場も、そのひとつです。
宇都宮競馬場の跡地は、現在は大型スタジアムを抱く総合運動公園となっています。かつて競走馬が踏み固めた外周コースは、コンクリートで綺麗に舗装されたウォーキングコースに姿を変えました。栃木県は車社会ですから、人々が安全に体を動かせる場所はとても貴重です。
草花を愛でながら歩く老夫婦や、楽しそうに駆けまわる子供、のどかな光景はかけがえのないものと思えました。しかし、砂を巻き上げ轟く蹄音や、勝負師の悲喜交々の歓声が、ここに響き渡ることは二度とありません。
バブル以来の活況に沸く地方競馬。経済の波に翻弄されがちな地方競馬の持続性を保つためには、私たちファンがレースに興味を持ち続けること、また敷居の高さや偏見をなくすことで老若男女が気軽に楽しめるエンタメとして認知を高めることが大切なのかな、と私は思いました。皆さんは、どのように思いますか。
PICK UP
Ranking
11:30更新- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- C.ルメール「正月ボケ」でフェアリーS(G3)は期待薄!? エナジーチャイムも該当する「34戦0勝」の負の連鎖
- 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 武豊が「告白」宝塚記念(G1)キタサンブラック大敗劇で「最大の敗因」とされるサトノクラウンの”荒技”の影響……凱旋門賞消滅への思いと「雪辱の秋」へ<2>
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?