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いまは無き宇都宮競馬場〜ネクラ女医の競馬日記No.21〜

ネクラ女医の競馬日記

 2023年度、地方競馬の総売上金額は1兆888億6525万8120円、過去最高額となりました。2年連続で1兆円超え、まさに右肩上がりの成長を見せる地方競馬ですが、かつては、バブル崩壊後に多くの地方競馬場が一つ、また一つと姿を消し、その度に多くの馬や人が仕事を失いました。宇都宮競馬場も、そのひとつです。

 宇都宮競馬場の跡地は、現在は大型スタジアムを抱く総合運動公園となっています。かつて競走馬が踏み固めた外周コースは、コンクリートで綺麗に舗装されたウォーキングコースに姿を変えました。栃木県は車社会ですから、人々が安全に体を動かせる場所はとても貴重です。

いまは無き宇都宮競馬場〜ネクラ女医の競馬日記No.21〜
いまは無き宇都宮競馬場〜ネクラ女医の競馬日記No.21〜

 草花を愛でながら歩く老夫婦や、楽しそうに駆けまわる子供、のどかな光景はかけがえのないものと思えました。しかし、砂を巻き上げ轟く蹄音や、勝負師の悲喜交々の歓声が、ここに響き渡ることは二度とありません。

 バブル以来の活況に沸く地方競馬。経済の波に翻弄されがちな地方競馬の持続性を保つためには、私たちファンがレースに興味を持ち続けること、また敷居の高さや偏見をなくすことで老若男女が気軽に楽しめるエンタメとして認知を高めることが大切なのかな、と私は思いました。皆さんは、どのように思いますか。

さかた

さかた

英国在住の競馬好きアラサー女医。学生時代はWINS場内スタッフのアルバイトをしながら、ウオダス世代の火花散るレースに脳を焼かれた。好きな競馬場メシは「梅屋」のモツ煮込み。鉄火場であおるビールは人生の道標。

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