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C.ルメール「恒例のアレ」でリーディング争いも一休み? 酷暑予想の新潟参戦もノーザンファームがバックアップ

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好調の続くルメール騎手 撮影:Ruriko.I
好調の続くルメール騎手 撮影:Ruriko.I

 先週末の開催で土日あわせて7勝を挙げたC.ルメール騎手。ドバイ遠征時の落馬による骨折で1ヶ月以上も休んでいたのが嘘のような大活躍である。

 5月5日に復帰した際は、ルメール騎手が不在の間にリーディングジョッキーとなった川田将雅騎手が58勝を挙げて独走。46勝のルメール騎手に12勝の大差をつけていた。

 しかし、決して調子を落としていたわけでもない川田騎手を上回るペースでルメール騎手が勝ち星を量産した結果、先週の開催終了時にはライバルを1勝差まで追い詰めた。このペースで勝ち続けた場合、ルメール騎手のリーディング返り咲きもそう遠くはないだろう。

東京開催で圧倒的存在感を見せたルメール騎手

 やはりルメール騎手の追い上げを後押ししているのは、得意にしている東京開催が続いていることだろう。東京を知り尽くしているといっても過言ではないほど、馬場読みや仕掛けのタイミングが恐ろしいほどにドンピシャなのだ。

 馬券を購入する側にしても、東京のルメール騎手で負けたら相手が強かったか、もしくは馬の状態が悪かったと諦めもつくほど。本人に非がある負け方はほとんどなかったといえそうなくらい、騎乗馬を完璧に乗りこなしていた。

「特に印象的だったのは土曜東京の7Rです。関係性を考えると主戦を任されている木村哲也厩舎のガルサブランカ、もしくはアトリウムチャペルに乗るはずですが、53キロでの騎乗は断っている事情がありました。

レースでは大和田成厩舎のハリケーンリッジに騎乗したのですが、好位からあっさり抜け出して快勝。この馬は1勝クラスで7連敗中と惜敗続きの上、3歳馬との斤量差を考えれば分が悪いと見ていましたが、道中のペース判断や動くタイミングも文句なしの完璧な手綱捌きで勝利に導きました。

敗れたアトリウムチャペルやガルサブランカもルメール騎手なら勝てたのではないかと思えるほど、他の騎手との違いを感じましたよ。ファンもそれを分かっているからこそ、ハリケーンリッジも“ルメール人気”で3番人気だったと思います」(競馬記者)

リーディング争いよりもプライベートを優先?

 乗れているルメール騎手だけに、早ければ今週末にも川田騎手からリーディングを奪回する可能性も考えられるが、意外とすんなりとはいかない可能性もあるという。

「宝塚記念(G1)でジャスティンパレスに騎乗予定ですが、その後に少し休みを挟むようです。恒例となった“ルメールの夏休み”ですね。バカンス中は家族でフランスに戻り、その他にも世界を回るそうですよ。最近ではSNSやメディアでも自身の引き際について触れるなど、勝利数などへのこだわりは元からあまりない人です。

それに次の開催は福島、小倉なので有力な新馬がデビューする可能性も低く、大きなレースもないので丁度いいタイミングなのでしょう。今年はいつものように涼しい北海道ではなく、酷暑の予想される新潟に腰を据えて騎乗することも発表済み。ノーザンファームサイドも新潟に将来性のある新馬を大挙スタンバイしています」(同)

 夏場の開催は短期免許で来日する外国人騎手も少なく、リーディングを狙うには勝ち星を量産するのに絶好の稼ぎ時ではあるが、仕事とプライベートでメリハリをつけているルメール騎手にとって、目先の勝利はそれほど重要ではないのかもしれない。

 それでもここまで何度もリーディングに輝いているのだから、やはりフランスの生んだスーパージョッキーはタダモノではない。

GJ 編集部

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