永島まなみ「個性派」とともに初タイトル奪取へ!「後輩」の初重賞制覇も刺激となるか

最終盤に差し掛かってきた上半期の中央競馬。今週末は16日のマーメイドS(G3)が唯一の重賞として行われる。
今年は京都・芝2000mを舞台に争われる牝馬のハンデ戦で、展開のカギを握る有力馬の1頭がアリスヴェリテ(牝4歳、栗東・中竹和也厩舎)だ。
前走で同舞台である京都・芝2000mの2勝クラスを逃げ切り、格上挑戦でここに駒を進めてきた。そのレースぶりは目を見張るものがあったので記しておきたい。
スタートを決めて最初のコーナーワークでハナを奪うと、向正面では2番手の馬に20馬身ほどの大差をつける大逃げ。1000m通過は56秒8の超ハイペースだったが、最終コーナーを回り最後の直線に入っても踏ん張り続け、上がり最速で迫った2着馬をクビ差でしのぎ切った。勝ちタイムの1分57秒8は、今年の同コースで3位の好タイムである。
引き続き同じ舞台となり、課せられたハンデはまだ3勝クラスということもあって裸同然の50キロ。前走と同じような競馬ができれば、再度の逃走劇があってもおかしくない。
永島まなみ騎手が代打で騎乗

また、前走で手綱を取った柴田裕一郎騎手が残念ながら怪我で休養中のため、マーメイドSでは永島まなみ騎手が初めて手綱を取ることとなった。代打になるとはいえ、同騎手にとっては初重賞制覇の願ってもないチャンスだ。
中間の追い切りなどには跨がらず、本番がまったくのテン乗りとなる予定だが、永島騎手は「この馬らしい競馬ができれば」とレースにかける意気込みを語っている。
今年ここまで18勝を挙げている永島騎手だが、約半数に近い8勝は逃げ切り勝ちで決めたもの。スピードを生かした逃げが武器のアリスヴェリテは、最適のパートナーといえるかもしれない。
そんな永島騎手にとっては、後輩の田口貫太騎手が12日の関東オークス(G2)で初重賞制覇を飾ったことも、いい刺激となっているようだ。
同じ栗東所属であり年齢も近く、普段から仲良くしているという両者。永島騎手のほうが1歳年上ではあるものの、田口騎手からは常にいじられているようだ。
『競馬ラボ』に連載しているコラム『まなみの学び』では永島騎手が「『私のほうが先輩やで?』と確認するんですが、貫太は『関係ないっすよ!』って言ってきます(笑)」と、田口騎手との過去のやりとりについて綴っている。また、永島騎手が以前イチゴのお菓子を食べていた際「そのうちイチゴになりますよ(笑)」といじられたこともあったそうだ。
ちなみに2人は、昨年の阪神ジュベナイルF(G1)でともにG1初騎乗も果たしたという共通点もある。そんな可愛がっている後輩が一足先に重賞を勝っただけに、先輩の永島騎手としても燃えるものがありそう。当日どのような手綱さばきを見せてくれるか注目だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA「次はオレ?」若手騎手は戦々恐々か……。無念の「早期引退」ボーダーラインは“6年目超えても100勝未満”
JRA・D.レーン騎手に「謎」の通訳? 宝塚記念(G1)勝利騎手インタビューで「主役級」存在感……通訳なのに”日本語崩壊”の理由?
【射殺事件】か……ゴールドシップにも危険が及ぶ!? 競走馬「銃撃死亡」で深まる謎と恐怖- 安藤勝己氏がキタサンブラックの後続「金縛り」の黒い指摘……有馬記念「鮮やか過ぎる勝利」の”要因”はそこかしこに
- 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
- 【シルクロードS】豪脚を武器にダート・芝の両重賞を制したブロードアピール…真逆の道を行くレコードホルダーに期待?【東大式必勝馬券予想】
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- JRA中山金杯(G3)「冬将軍?」タイムフライヤー復活へ和田竜二コンビで一撃狙う
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
















