真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.20 08:17

福永祐一騎手「屈辱コメ」から、わずか6日後にまさかの再戦!? 複雑に絡み合う超良血一族との「因縁」に福永騎手が見せた「意地」
編集部

「馬体も雰囲気もシルバーステートによく似ている。いい馬だね」
10日に行われた日本最大のサラブレッド市場セレクトセールでの一幕。この日、最初の”億超え”となったのは、2億6000万円で落札されたシルヴァースカヤの2016だった。そこで全兄シルバーステートの主戦騎手となる福永祐一騎手がコメントを求められたわけだ。
それにしても福永騎手としては、なんとも複雑な心境だったのではないだろうか。
というのも、この2億円牡馬を落札したのは、競馬界のカリスマ武豊騎手にただならぬ情熱を注いでいる松島正昭氏が代表を務めるキーファーズ。このセレクトセールで毎年のように超良血馬を競り落としては「武豊騎手と共に凱旋門賞を制覇したい」と大望を掲げている個性派馬主である。
つまり、それは同時にこの超良血馬に福永騎手が騎乗する可能性は、限りなく低くなったということだ。ここで手放しに絶賛しても、数年後には強力なライバルになっている可能性が高い。
兄や姉、母などと共に顕著な活躍をした主戦騎手が「血統的な相性」を考慮され、その血縁馬や産駒の主戦騎手に抜擢されるケースは珍しくない。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA「謎の主取り」ディープインパクト産駒「大盛況」も唯一の敗者……セレクトセール「平均2億円」ディープ特需に埋もれた“13番目の男”とは
JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- キタサンブラック産駒を超高価格で落札「謎の購買者」が2年連続で話題に? 昨年の落札馬は「有名オーナー」の名義に
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- JRA「6億円」の衝撃から3年、まさかの「名義変更」から2カ月。アドマイヤが“北の大地”で存在感を示す!
- JRAも「G1同日開催」を増やすべき? 香港春競馬「大変革」に日本競馬の進化を求める声も……