父キタサンブラック似イケメンの「超抜追い切り」にファン騒然!中京記念(G3)出走馬を「子供扱い」した2歳馬の正体
夏の福島開催も今週末で最後。ラストウイークは重賞レースこそ組まれていないが、土曜5R・2歳新馬(芝2000m)に楽しみな馬が出走を予定している。
その馬の名前はピコチャンブラック(牡2歳、美浦・上原佑紀厩舎)。父キタサンブラック、母トランプクイーン、その母がバレークイーンなので、ダービー馬フサイチコンコルドや皐月賞馬アンライバルドが伯父にいる超一流の血統馬である。
1歳上の姉は、デビュー当初にその馬名で話題を振りまいたノリピー(父ニューイヤーズデイ)。初勝利に時間を要したが、5月にデビュー9戦目で待望の白星を飾っている。
姉に負けず劣らずキュートな馬名を付けられたピコチャンブラックだが、こちらは正真正銘の牡馬。しかも父がイクイノックスやソールオリエンスを輩出したキタサンブラックとなれば、必然と将来への期待も膨らむ。
そんなピコチャンブラックがSNSで大きな注目
「どうやらピコチャンブラックの追い切り動画が一部のファンの目に留まり拡散されているようです。実際に追い切りを見ましたが、確かに凄まじい動きを披露していました」(競馬記者)
噂の追い切りは、今月10日に行われた美浦ウッドでの3頭併せだ。外には今週末の中京記念(G3)を控えるボーデン、真ん中に同じ2歳新馬のスティーヴバローズを従え、ピコチャンブラックは最内に進路を取った。
ウッドコースの直線で3頭はびっしり馬体を併せていた。ところが残り200mを切ったあたりで、それぞれの鞍上がほぼ同時にゴーサインを送ると、ピコチャンブラックが外の2頭を置き去り。なんとラスト1ハロンは11秒1という切れ味を見せて、G3出走を控える古馬を子供扱いしたのだ。
中京記念で穴人気しそうな雰囲気もあるボーデンを突き放した豪脚に、ファンからは感嘆の声が続々。「もはやエナジードリンク飲んでるとしか思えない」「これ未出走馬の走りなん?」「ピコチャンブラック、完全に“羽”が生えています」など、超抜追い切りにファンは文字通り騒然となっている。
また、『ピコ軍団』率いるピコレーシングオーナーズ(馬主名義は石部美恵子氏)は同社の公式Xに「追い切りではとても良い時計を出してくれたのでデビュー戦とても楽しみです」「お父さん似のイケメン、ピコチャンブラックの応援よろしくお願いいたします」とポスト。デビュー戦Vに向けてかなりの手応えをつかんでいる様子もうかがえる。
はたしてピコチャンブラックは、キタサンブラック産駒の新たなスター候補生となれるのか。その走りに注目だ。
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