GJ > 競馬ニュース > あの「名門牧場」の大変身ぶりに驚愕!
NEW

あの「名門牧場」の大変身ぶりに驚愕! セレクトセールには「合計71馬身」米国最強フライトライン産駒だけでなく、コントレイル、キタサンブラック産駒も登場

エフフォーリア
産駒が”セレクトデビュー”で注目されるエフフォーリア 撮影:Ruriko.I

セレクトデビュー注目されるエフフォーリア

 毎年7月に北海道苫小牧のノーザンホースパークで開催されるセレクトセール2024がいよいよ近づいてきた。

 8日、9日の2日間にわたって1歳馬と当歳馬のセリが行われる予定だが、今年も日本だけでなく、世界中のバイヤーたちが注目する豪華ラインナップとなっている。今回はその中でも、今年のセレクトセールが初お披露目となる「新種牡馬」の産駒に注目してみたい。

 2年後、2026年夏以降のデビューとなる新種牡馬の中で、まず名を挙げたいのは2021年の年度代表馬エフフォーリアだ。

 3歳時に皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念とG1を3勝。当時はまだ駆け出しの若手だった横山武史騎手とのフレッシュコンビで2021年の競馬界を席巻したのがエフフォーリアである。

 そんな輝かしい競走成績に加えて注目したいのは、本馬がエピファネイアの後継種牡馬であることだ。エピファネイアといえば、母が日・米オークス(G1)を制しただけでなく、繁殖牝馬としても数々の成功例を残したシーザリオという日本屈指の名血だ。今春もダノンデサイルが日本ダービー(G1)を勝ち、ブローザホーンが先月の宝塚記念(G1)を制覇。すでに種牡馬として大成功している父の後継とあって、エフフォーリアの期待は小さくない。

 注目はリッスンの2024だ。自身が英G1馬というだけでなく、近親にも活躍馬がズラリと並ぶ世界的良血馬リッスンの仔は、セレクトセールに出てくれば軽く億を超えてくる。

 今春も、かつて「リッスンの2021」だったミスタージーティーが若葉S(L)を勝ち、孫のアスコリピチェーノが桜花賞(G1)とNHKマイルC(G1)で2着するなど、今年のセレクトセールに登場するエフフォーリア産駒の中で最も高値がつくことはほぼ確実だろう。

 その競走成績も然ることながら繁殖牝馬のラインナップを見ても、このエフフォーリアが2026年に産駒がデビューする新種牡馬の中では筆頭の存在になるはずだ。

 だが、こと今年のセレクトセールという点においては「海外からの刺客」に主役の座を奪われるかもしれない。

米国の超大物もセレクトデビュー!

 通算6戦6勝。それも2着につけた着差が合計71馬身と、フライトラインは早くも米国競馬で史上最高傑作との呼び声も高い存在だ。2022年のパシフィッククラシックS(G1)では、翌年のサウジC(G1)でパンサラッサと3/4馬身差の接戦を演じるカントリーグラマーに19馬身1/4という大差をつけたと言えば、日本の競馬ファンにもその強さの一端が伝わるかもしれない。

 2022年に引退して種牡馬入り。翌2023年から種付けを行い、今年のセレクトセールにもさっそく初年度産駒が上場を予定している。

 登場するのは3頭だけだが、いずれも母がG1馬という良血。中でもブルーストライプの2024は母がG1・2勝でブリーダーズCディスタフ(G1)でも2着した名牝だ。姉のブループライズはブリーダーズCディスタフの覇者であり、血統的な裏付けも申し分ない。この馬のセリで手を挙げるのは、日本のバイヤーだけではないだろう。

 タングリトナの2024も高値がつきそうだ。母はアルゼンチンのG1を2勝しているが、アルゼンチン血統は日本競馬において高い適性を見せていることで年々注目度が上がっている。実際に、タングリトナの2024はノーザンファーム産。これだけでも注目に値する馬と言えるだろう。

 3頭目はグレースアドラーの2024。母はデルマーデビュータントSというマイナーG1の勝ち馬だが、その父は2年連続で米国の年度代表馬に輝いたカーリン。フライトラインとの組み合わせでどういった“化学反応”を起こすのか楽しみな1頭だ。

 ちなみにブルーストライプの2024とグレースアドラーの2024は、共に日本のグランド牧場が生産者になる。かつて天皇賞・春(G1)を制したスズカマンボや、サンビスタ、プリエミネンス、ラブミーチャン、アイオーユーなどダートで活躍した名牝を送り出した。

 オールドファンにとっては馴染みのある牧場だけに、この先進的な動きは違和感があるかもしれないが、実はグランド牧場は2022年から生産したサラブレッドを市場で売却して利益を挙げるマーケットブリーダーとして活動している。

 今年のセレクトセールにもコントレイル産駒やキタサンブラック産駒などの良血馬を上場させており、今後は毎年のようにこの時期に注目を集める存在になっていきそうだ。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

あの「名門牧場」の大変身ぶりに驚愕! セレクトセールには「合計71馬身」米国最強フライトライン産駒だけでなく、コントレイル、キタサンブラック産駒も登場のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
  3. JRAジャパンC(G1)「第12レース開催」で想起される“オートゼウス事件”!? ディープインパクト無敗2冠達成の裏で発生した “大量誤購入”の結末は……
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  8. JRAジャパンC池添「ブチ切れ騒動」から6年。歴代最強牝馬アーモンドアイが「疑惑」の決着を経て挑戦する意義
  9. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  10. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬