真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.05 06:15
武豊が「告白」キタサンブラックによる宝塚記念(G1)の歴史的大敗劇で「何」があったのか……騒動が去った今だからこそ語られた「真相」<1>
編集部
ただ「今回は力負けではなく、ただ走らなかったというだけ」と力を出し切っての敗戦よりはマシだと、気持ちを切り替える時間はあったようだ。キタサンブラックについて「ダービーでも大敗(14着)しているように、負けるときは大きく負ける馬」と分析し、最終的には競馬である以上「全部勝つのは難しい」という、一つの結論に落ち着いたようだ。
この「全部勝つのは難しい」という言葉は、中央競馬において誰よりも数多くの勝利を重ねてきた唯一無二の騎手が語るからこそ重い。
どれだけ強い馬でもコンディションや条件、レース展開などが整っているからこそ勝利する。逆にそういった要素の1つでも大きく欠けると、どんな馬にも凡走の可能性はある。それを、武豊騎手は誰よりも深く知っているし、実際に味わってきた。その上で出した「全部勝つのは難しい」という結論は「競馬の本質」を集約しているようにも思えた。
(後編(リンク)に続く)
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは