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いよいよ復帰! かつては武豊を超える天才ともいわれた三浦皇成伝説をおさらいしよう

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 元JRA騎手の坂井千明は美浦トレーニングセンターのJRA事務所を利用して「千明塾」という勉強会を開き、そこで前週のレースの反省会、騎乗内容の回顧、仕掛けや追い方などを指導した。この勉強会には石橋脩騎手や松岡正海騎手などの若手騎手も参加しており、三浦皇成とともにより実戦的な騎乗技術を学んだようだ。

 こうして二人の師匠に恵まれた三浦皇成は、デビュー1年目で上記の成績を残し、期待の新人騎手として競馬ファンの注目を集めていくことになる。

 そしてその注目の高さからデビューして間もなく親族が中心となって個人事務所を設立、さらに芸能事務所エクセリングと提携して芸能活動も行っていくことになった。デビュー2年目には「ユニクロ」のCMに出演したほどで、その注目の高さがうかがえるだろう。

 しかしデビューして間もなく三浦皇成の人生を変えるさらに大きな出会いがあった。2008年10月12日、この日デビューしたハシッテホシーノの名付け親として知られるタレントほしのあきと出会い、13歳という年齢差を乗り越えて交際に発展。当時この交際には師匠であった河野調教師や実の母親、そしてJRA日本中央競馬会も大反対だったようだが、本人は聞く耳を持たず交際を続け、反対を続ける河野調教師から独立してフリーへ。その後2011年9月25日にできちゃった婚で入籍、12月19日には挙式し披露宴も挙げた。

 フリーとなった三浦皇成は2年目が78勝、3年目は48勝と大きく成績を落とす。その後一度も1年目の成績を上回ることができず、あの落馬事故に遭遇してしまう。2016年8月14日札幌7レースに騎乗した三浦皇成は、騎乗馬モンドクラフトの故障発生で落馬、肋骨9本と骨盤を骨折、左血気胸、左副腎損傷という重傷で長期休養となりリハビリ生活に入った。

 そして1年、長いリハビリを経ていよいよ今週末に復帰が決定。奇しくも落馬した同じタイミング、同じ札幌競馬場に三浦皇成が戻ってくる。戸崎圭太、ルメール、デムーロの三強時代に三浦皇成がどんな影響を与えるか。再起を目指す三浦皇成がどんな騎乗を見せてくれるのか。週末の三浦皇成が待ち遠しい。

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