真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.13 15:44

【札幌記念(G2)展望】衝撃の武豊降板! C.ルメール騎手とコンビを組む「新生」エアスピネルが、「2000mの鬼」ヤマカツエースに挑む
編集部

昨年は当時の現役最強馬モーリスの参戦に沸き、ネオリアリズムのセンセーショナルな重賞初制覇に揺れた札幌記念(G2)。近年は、毎年のようにG1昇格が期待される”真夏の祭典”に今年も興味深いメンバーが集った。
ディフェンディングチャンピオンの直前回避は衝撃をもたらしたものの、注目は何といってもC.ルメール騎手を新パートナーに迎えたエアスピネル(牡4歳、栗東・笹田和秀厩舎)だろう。
3歳クラシックを4、4、3着で走り抜けたエアスピネル。古馬になってマイル路線を歩むこととなり、いきなり年明けの京都金杯(G3)を勝つなど幸先の良いスタートを切ったが、その後は元の”善戦マン”に逆戻り。結局、春の目標だった安田記念(G1)も5着で終えて休養に入っていた。
本馬にとって正念場となる秋を迎えるにあたって、陣営は「2つ」のテコ入れを決断。1つは今回の札幌記念参戦が示すように、もう一度中距離を使うということ。そして、もう1つが主戦・武豊騎手の降板だ。
デビュー戦から、ここまで12戦すべてで手綱を執ってきた武豊騎手。母エアメサイアのキャリアすべてで騎乗した武豊騎手だが、奇しくも母と同じ12戦を経たところで無念の降板となった。新パートナーのルメール騎手が、どういった新味を見せてくれるのか注目の一戦となりそうだ。
その一方で、最も人気になりそうなのは2000mの鬼ヤマカツエース(牡5歳、栗東・池添兼雄厩舎)だろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙