
札幌記念(G2)マウントロブソンに「雷神」J.モレイラ降臨! 競馬界の『シルバニアファミリー』の異名を誇るグッドルッキングホースの実力は?
さらに勝ちはしたものの、前走の福島テレビオープンのレベル自体に疑問を持つ者もいるようだ。
「気になるのは2着に負かしたマイネルハニーですね。この馬とは3歳春のスプリングSの時にもワンツーを決めている妙に深い”間柄”なんですが、先週の関屋記念(G3)での走りがあまりに不甲斐なかった。
逃げ勝ったマルターズアポジーが上手くペースを作ったおかげで、レースは典型的な行った行ったの決着。結局、逃げたマルターズアポジーが1着で、2番手を追走したウインガニオンがそのまま2着。3着にも4番手からダノンリバティが粘り込んだんですが、その一方で3番手を追走していたマイネルハニーだけが14着に大敗しました。
これを物差しに考えてしまうと、果たしてレベルがどうだったのかという疑問はありますね」(競馬記者)
確かにもともと頭数が集まりにくく、今年も7頭立てだった福島テレビオープンを始めとした夏のオープンレースのレベルを疑問視する声は大きい。
例えば、昨年の福島テレビオープンも皐月賞3着の実績を持つウインフルブルームが、約1年半ぶりのぶっつけで復活勝利を上げて大きく注目された。しかし、単勝1.6倍で挑んだ次走の小倉日経オープン(OP)で、あえなく2着。飛躍が期待された秋の毎日王冠(G2)でも、好位から後退して7着に惨敗している。
それだけに今年のマウントロブソンの実力もまだ不透明な部分があり、その一方で圧倒的な実力を持つモレイラ騎手が騎乗することで過剰に人気するという、札幌記念の馬券を買う人間からすれば、この上なく悩ましい存在になっているようだ。
そのつぶらな瞳や整った前髪から、競馬界の『シルバニアファミリー』という異名を持っているマウントロブソン。今年の札幌記念を占う上で、間違いなく大きなカギを握る存在となりそうだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
関連記事
「雷神」モレイラ騎手が今年も堂々登場! 「日本馬で海外G1勝ちまくり」の存在感変わらず、札幌記念ではあの素質馬に騎乗
エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
調教師の「お調子発言」にファンが総ツッコミ!? 「超久々2000m」のサウンズオブアースが札幌記念(G2)で”覚醒”する理由とは……
松本ヒロシ氏がWIN5で「851万馬券」的中! 競馬界を代表する「逆神」の本命馬が尽く勝利した1日に競馬ファンは阿鼻叫喚?
札幌記念(G2)エアスピネルにC.ルメール騎手「絶不調」の悲報!? 春G1・3連勝の”魔法”が切れた「悲惨すぎる重賞成績」に愕然。一方の武豊騎手も……