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武豊とエアスピネルで「明暗」クッキリ!「2000mは長い」と告げられた陣営はどこへ向かうのか……”迷走”の末「元サヤ」に戻る可能性

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「エアスピネルの主戦降板後も、笹田厩舎は武豊騎手に騎乗依頼を出していますし、関係が完全に崩れたわけではありません。仮にコンビ再結成となれば、経験豊富な武豊騎手は寛容に受け止めるかもしれませんが、問題は降板を言い渡した陣営サイドが頭を下げられるかでしょうね。他の騎手に任せる選択肢もありますし、今後どういった決断をするのか注目が高まりそうです」(同)

 今回の札幌記念は勝ったサクラアンプルール、2着のナリタハリケーン、3着のヤマカツエースまで、すべてキングカメハメハ産駒。同じキンカメ産駒で5着に敗れたエアスピネルにとっては、何とも悔しい結果となった。

 一方で武豊騎手が小倉で重賞を勝ったことも含め、今のエアスピネルは”迷走”の末に負のスパイラルに陥っている感さえある。

 秋華賞馬エアメサイアの傑作として、デビュー当初からG1勝利が期待される本馬が、4歳夏を迎え、ベスト距離もわからなければ、主戦騎手さえ定まっていないという状態だ。

 3歳秋までは「いつかG1を勝てる」と評されていたエアスピネル。だが、古馬になってマイル路線に進んだのも、一説には武豊騎手のキタサンブラックとのバッティングを避けるため、マイル路線に追いやられたというウワサもあった。

 しかし、そのマイル路線で結果が出ず、主戦騎手を降板させて挑んだ2000mでも結果が出なかった。果たして、エアスピネル陣営は今後どこに向かうのだろうか。

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