真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.19 08:54
武豊騎手「亡き父」武邦彦さんの一周忌にビールで献杯……「父が大好きだった小倉」で新たな名馬との出会い
編集部
17日、武豊騎手が公式ホームページの「日記」を更新し、ラインシュナイダーによる交流重賞サマーチャンピオン(G3)の勝利と、昨年に他界した父・武邦彦さんの命日について綴っている。
『今週末も、父が大好きだった小倉での騎乗を予定しています。少し時間も取れそうですし、かつて父が座っていたカウンターを訪ねて、ビールで供養というのもいいかなと考えています』(公式HP)
昨年8月、現役時代、「ターフの魔術師」として競馬界を沸かせた元騎手、調教師の武邦彦さんが亡くなった。77歳だった。
武邦彦さんは1957年に騎手デビューし、JRA通算7679戦1163勝。日本ダービーをロングエースで制すなど、関西を代表する騎手の1人として活躍。「天馬」と称され、テンポイントと激闘を繰り広げたトウショウボーイとのコンビでも有馬記念、宝塚記念を勝ち、競馬ファンの視線を一身に集めた。
172cmという身長や洗練されたルックスで女性からの人気も高く、家族サービスにも熱心で、職人気質だった当時の騎手像を大きく変えた存在の一人としても知られた。特に、その「品」を高く評価する声も多かったようだ。
現役引退後は調教師としてバンブーメモリーやオースミタイクーンを管理したが、調教師デビューとなったのは、自身の三男にして後に競馬界の「顔」となる武豊騎手のデビューと同じ年。バンブーメモリーでは親子コンビでスプリンターズS(G1)を制している。
昨年、そんな父が他界した際、武豊騎手は奇しくも4年ぶりに騎乗停止となっていた。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛