真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.21 08:01
武豊とエアスピネルで「明暗」クッキリ!「2000mは長い」と告げられた陣営はどこへ向かうのか……”迷走”の末「元サヤ」に戻る可能性
編集部
しかし、結果は5着。ルメール騎手の言葉通り、3番手で最後の直線に向いたが思うように伸びず、掲示板を死守するのが精一杯という内容。競馬ぶりは決して悪くないものだっただけに、ますますエアスピネルの勝ち切れない課題が浮き彫りになった形だ。
それにしても笹田和秀調教師を始めとしたエアスピネル陣営は今後、本馬をどうするつもりなのだろうか。
武豊騎手を降板させてでも”必勝”を期した札幌記念までは「ここを使って天皇賞・秋(G1)へ」という話だった。だが、レース後にルメール騎手から返ってきた言葉は「少し距離が長い」。つまりは2000mへ「NO」を示したことになる。
かといって、春に4戦連続で使った上で”見切り”をつけたマイル路線にまた戻るのだろうか……。
「元々、3歳の頃からベスト距離が見えにくい馬でしたが、3000mの菊花賞で3着したように、少なくとも2000mで止まる馬ではありませんでした。今回のレースでも序盤に力んでいたように、忙しいマイルのレースを立て続けに使ったことで、馬がマイル仕様にシフトした可能性はありますね」(競馬記者)
そうなると秋の目標はマイルCS(G1)になる可能性が高そうだ。しかし、問題は鞍上だろう。元々、ソウルスターリングに騎乗するために天皇賞・秋ではエアスピネルに騎乗できないルメール騎手だったが、マイルCSでもお手馬のイスラボニータに騎乗する可能性が高く、乗れそうにないことに変わりはない。
そんな状況を受け、ファンの間で期待が高まっているのが武豊騎手とのコンビ再結成だ。今回の降板劇の背景には、武豊騎手が天皇賞・秋でキタサンブラックに騎乗するために本馬に乗れない事情もあった。それがマイルCSならば、解消されるというわけだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- リバティアイランド、ドゥレッツァ「戦線離脱」に思うドゥラメンテの儚さ。そして思い出されるアグネスタキオンとの共通点
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【京都新聞杯(G2)予想】穴馬ジューンテイクに浮上の余地あり! 抜けた馬がいない混戦模様、狙いは重賞好走歴のある人気薄
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 【NHKマイルC】100万馬券の使者はロジリオンとシュトラウス!? 過去に飛び出した100万馬券から超穴馬を読み解く!
- 【NHKマイルC】大注目の15番マスクオールウィンに「8年連続連対中」の追い風!?「令和のNHKマイルCの法則」とは
- 【NHKマイルC】世代わずか「6頭」も驚異の高打率! ジャンタルマンタル、ノーブルロジャーの父に「第2のスワーヴリチャード」の期待
- 【NHKマイルC】先週に引き続き単勝でいざ勝負!C.ルメール騎手の体調が心配だけど平野ももは信じているよ!【UMAJOモモのオイシイ競馬】
- 【NHKマイルC】17番人気ピンクカメオの激走!伝説の973万馬券はこうして飛び出した。今年はジャンタルマンタルとアスコリピチェーノに不安話で急浮上の穴馬!