真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.09.09 08:56

「JRA斜行王」ミッキーアイルの全妹がデビュー! いきなり1番時計も調教師「まだ余裕」の大器は兄の”汚名”を晴らせるか
編集部
「兄のミッキーアイルとはタイプが違うという話でしたが、兄もとにかく調教駆けする馬だったので、その辺りは似ていると思います。兄が昨年のスプリンターズS(G1)の最終追いで1番時計を叩き出して、レースでも2着でしたから、調教の動きがそのまま結果につながる可能性も高いと思いますよ。
兄はデビュー戦こそ2着に敗れましたが、その後5連勝でNHKマイルCを制覇と、早くから良いスピードを見せていました。中でも3戦目のひいらぎ賞(500万下)は、翌日に同距離同コースで行われた朝日杯フューチュリティS(G1)よりもコンマ5秒も速いと話題になりました。母スターアイルの産駒としても、ミッキーアイル以来のディープインパクトなので期待が高まりますね」(競馬記者)
ただ、唯一懸念されるとすれば、そのあまりにも”優れ過ぎた”スピード能力だ。デビュー戦が阪神外回りのマイル戦ということもあって「母は1000mで勝っているので距離が心配」と、まだ手探りな面も当然残されているようだ。
しかし、逆に今回でマイルにメドが立てば年末の阪神ジュベナイルF(G1)はもちろん、翌年の桜花賞(G1)や兄が勝ったNHKマイルCなど”夢”と選択肢は大きく広がる。
今は当然「ミッキーアイルの妹」だが、いつかは偉大なる兄を超え「スターリーステージの兄」と呼ばせられるか。数々の栄光を手にしながら、最後は不本意な恥辱にまみれた兄の”汚名”を吹き飛ばすような活躍を期待したい。
PICK UP
Ranking
11:30更新浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
“第2の金子オーナー”は武豊の元パートナー!? 「エピファネイア×ステイゴールド」の期待馬が今週末デビューへ
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……